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市長室ブログ

大綱質疑/女性消防操法大会で応援/花鶴丘幼稚園40周年(8月28日)

 古賀市議会の定例会本会議が28日開かれ、議案に対する大綱質疑が行われました。

大綱質疑2 大綱質疑1 

 この中で、市議さんから、前市長の公約で達成できなかったものについてその説明責任を引き継ぐのか問われたので、政治家の公約の説明責任はそれを掲げた政治家にあるとの基本認識のもと、私が市長になったからといって、別の政治家である前任者の公約と未達成についての説明責任を引き継ぐものではないという考えをお示ししました。私は、私自身が市長選で掲げた公約に責任を持ち、市政を運営していきますし、その説明もしっかりと行っていきます。
 なお、この質問で引き合いに出されたのは、前市長が掲げていた給食費30%減額と水道料金30%値下げでした。確かにこの前市長の公約は達成されていません。そして、私はいずれも公約に掲げていません。しかし、市民の皆さまの実情をとらえながら、子育て世帯の負担軽減や水道事業の効率的な経営を検討しなければならないという課題認識については、前市長同様に持っており、この日の答弁では、そうした課題に何らかの手法をもって取り組んでいくことも付言させていただきました。

 この定例会では、平成30年度決算も議案になっています。私が昨年12月の市長就任後に公約の実現として取り組んでいる「予算編成の見える化」(まちづくりのビジョンの提示や当初予算を分かりやすく説明する資料の新規作成、対話集会の開催など)に関連して質問をいただき、県議としての経験を踏まえ、議会による決算審議の意義についても私の考えを申し上げました。前年度の決算を詳細に審議していただくことは、前年度に行政として取り組んできた市民生活に関わる様々な政策についてその効果等を検証し、次年度に向けて良い政策はさらに伸ばす、効果が見えにくい政策は見直しを図るといった営みにつなげられる意義があると考えています。そのために、行政として年度ごとの施政方針に基づき、決算の概要説明書、主要な施策の成果報告書を作成して議会に配布させていただいていますが、これに加えて、本会議や特別委員会における審議の場で、議員の皆さまからの質問に真摯にお答えすることでご理解を求めていく考えをお示ししました。

 財政状況については、地方交付税の減少や社会保障費の増加などで、厳しい財政状況になりつつあると考えていますが、実質公債費率や地方債残高を見ると、大きな事業に着手する余力はあるとの認識をお示ししました。

 また、市民に貸し付けた債権で債務者本人が破産して保証人も亡くなるなどしているため、市として債権を放棄しているケースについても質問がありました。今後の市としての姿勢を問われ、貸したものは返してもらうことが当然であり、債務者に対する早期の働きかけなどにより、適正な償還業務による債権の回収に努めていく考えをお示ししました。

 この定例会本会議での一般質問は9月4日~6日に行われ、12人の議員の皆さまからご質問をいただきます。引き続き、二元代表制の本旨に則り、誠意をもって答弁させていただきます。

   □

 福岡県女性消防操法大会が25日に県消防学校(嘉麻市)で開催され、古賀市消防団女性部の皆さんも2回目の出場!私も消防団幹部・OBの皆さんや吉田健一朗県議とともに会場に応援に駆けつけました。日々の仕事などがある中、訓練に励んできた選手の皆さんのご努力とご苦労に敬意を表し、心から感謝します。

古賀市消防団女性部の皆さん・吉田健一朗県議と 古賀市消防団女性部競技

 古賀市のほかに筑後市、久留米市、北九州市若松区、筑前町、太宰府市、福津市が出場する中、一番手で堂々と競技に臨み、立派に操法を披露されました。また、全消防団の総括指揮者や選手代表宣誓を古賀市の選手が務める名誉もありました。優勝は久留米市でした。皆さん、お疲れ様でした!

   □

 学校法人すすき学園さんの花鶴丘幼稚園が40周年の節目を迎え、記念式典にお招きいただきました。私の友人や友人の子どもたちもここで学び、育ち、社会で活躍しています。市長として、薄一秀理事長、薄のぶ子園長をはじめ長年ご尽力いただいている法人の皆さまに感謝を申し上げました。また、ご長男でやまびこ幼稚園の薄秀治園長とも、県議時代から幼児教育や子育てについて意見を交換させていただいています。

薄一秀理事長、薄秀治園長、フリーアナウンサーの長崎真友子さんと

 なんと司会は、フリーアナウンサーの長崎真友子さん。花鶴丘幼稚園の卒園生だったんですね!古賀市出身で「女子アナ47」をプロデュースし、全国各地の地方局出身の女性アナウンサーを束ねて地域活性化をめざしており、古賀市のPR動画も制作してくださっています。

学校法人すすき学園花鶴丘幼稚園40周年記念式典

 式典では、薄一秀理事長の教育委理念や設立から現在に至るまでのご苦労などをお聞きすることができました。年長さんの歌やお遊戯はかわいらしく、保護者会やおやじの会の皆さんによる歌と踊りも楽しい!職員の先生たちの「アナと雪の女王」のお芝居も圧巻。特に、主役のアナの演技力に驚いていると、あとで声をかけていただき、福岡高校演劇部の後輩(15年以上、若い!)と分かりました。


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