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市長室ブログ

県の外出自粛要請の趣旨を踏まえた古賀市の対応方針について(3月29日)

【公共施設の一時休館、貸出の中止、全ての市主催行事の原則中止・延期】

新型コロナウイルス感染症対策で、福岡県の小川洋知事が28日夜、全ての県民に対して不要不急の外出自粛を要請したことを受け、福岡都市圏に位置する古賀市として本日、緊急の対策本部を開催しました。厳しくなった現状を踏まえ、感染拡大を防ぎ、私たち一人一人の命を守る。この観点から今後の対応方針を検討しました。

今回の外出自粛要請は、県内のどの地域でも感染拡大のリスクが高まっていることが前提とされており、これまでとは明らかに局面が異なっています。当たり前ですが、外出自粛要請が29日までだからといって、このリスクが30日以降に低まることは意味せず、平日に要請がなされていないだけです。ここまで、古賀市は市内に感染者が確認されていないことや隣接市町をはじめ県内で顕著な拡大傾向が見られないことから、感染拡大防止対策と社会・経済活動の調和をめざしてきましたが、事態の変化に対応することを決めました。

3月30日から、屋内外を問わず、市主催の行事を原則中止・延期し、公共施設を一時休館、貸出を中止します。現段階では4月30日まで。なお、子どもを一人も取り残さず、居場所を確保する観点から、児童館・児童センターは開館します。また、長期にわたって外出の機会がなくなっていることで高齢者の健康維持が強く懸念されており、この課題解消のためのさらなる取り組みについて柔軟に検討します。

市立図書館は貸出・返却サービスに限定しながらも24日に再開したばかり。市民体育館やグラウンド、リーパスプラザこがなどの貸出もこれまで制限せず、4月以降も感染拡大防止策を講じる前提で利用いただけるようにする予定でした。市主催行事についても感染リスクが高くなる3つの条件(換気の悪い密閉空間、人の密集、近距離での会話)が重ならないような対策を講じられるものは開催するつもりでした。しかし、今回の「外出の自粛」を求める趣旨とその背景を踏まえると、こうした対応を変更せざるを得ず、大変申し訳なく思います。

市民生活にさらに厳しい状況となりますが、感染拡大を防ぎ、私たち一人一人の命を守るために方針を決定しました。市民の皆さまのご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。この極めて厳しい状況をなんとかみんなで乗り越え、お互いに顔を合わせ、ともに活動し、楽しみ、笑いあえる日常を迎えましょう!

本日発表した文書「県の外出自粛要請を踏まえた古賀市の対応方針について」に詳細を掲載していますのでご参照ください。


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