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市長室ブログ

全ての中学3年生にタブレット端末を配備、児童扶養手当受給世帯に5万円など―今年度2回目の補正予算案/「古賀エールチケット」をスタート!(5月11日)

〇全ての中学3年生にタブレット端末を早期配備、オンライン授業も可能に
〇児童扶養手当の受給世帯に一律5万円を支給、ひとり親家庭を緊急支援
〇小・中学生の子育て世帯に1万円を支給、10万円の特別定額給付金も

新型コロナウイルス感染症対策で、古賀市として、今年度2回目となる補正予算案を編成しました。これまでの事業者支援などに加え、今回は「チルドレンファースト」を強く意識し、学びの機会の保障や経済的困窮への緊急支援を独自策として盛り込みました。14日開催の市議会臨時会に提案し、可決していただければ速やかに取り組みます。

小・中学校の臨時休校が長期化し、再開後も「分散登校」など感染防止策を講じながらの限定的・変則的な登校と授業が想定され、過去の歴史を踏まえると再びの感染拡大とそれに伴う休校も警戒しなければなりません。そうした中で、より充実した学びの機会を保障する体制が求められています。

そこで、市独自策として、年度内の早期、できれば6月にも、高校受験を控える全ての中学3年生にタブレット端末を先行して配備し、学校と自宅をつないだオンライン授業も可能な環境を整備する方針を決めました。端末には学習支援ソフトを導入することで家庭学習を充実させ、臨時休校が長期化したことによるこの約3カ月の遅れを取り戻します。さらに、インターネット環境のないご家庭のために無線LANルーターを市で準備し、経済的に厳しいご家庭には通信料を補助する予算も盛り込みました。

そもそも、古賀市は国のGIGAスクール構想に基づき、今年度から4年間をかけて全ての小・中学校で1人1台の端末配備を実現する予定でしたが、新型コロナの深刻化を受けてこれを前倒しし、今年度1年間で実現する方針に変更しました。しかし、いくら前倒ししても、実現は早くて年度末になる見込みです。

こうした事態に対応するため、まずは中学3年生だけでも、タブレット端末を早期に配備する方針を決めました。もちろん、全ての小・中学生に早期配備ができれば最善ですが、数億円の費用が必要になること、それだけ大量の端末を一気に入手することがそもそも困難なことを踏まえ、中学3年生を優先しました。その他の学年はGIGAスクール構想に基づき、整備します。ご理解のほどよろしくお願いいたします。

そして、大きなもうひとつの独自策が、ひとり親家庭への支援です。古賀市として児童扶養手当の受給世帯に一律5万円を緊急支援する方針を決め、補正予算案に必要経費を盛り込みました。

新型コロナウイルスの影響が急速に広がり、雇用の悪化や家計の窮乏が顕在化しています。そもそも、ひとり親家庭の経済状況は厳しく、特に母子家庭(シングルマザー)の相対的貧困率は5割を超えています。最近の報道でも、勤務先の休業の影響による収入の急減や派遣切りの懸念、家庭における食料など生活物資の欠乏が伝えられています。

社会全体で誰もが厳しい状況に陥っていますが、そうした中でも特に困っている方々にスピード感をもって支援策を講じることが地方自治体の責務と考え、今回の緊急支援を決めました。一方、市町村だけでは限界がありますので、国において児童扶養手当の倍増等の支援策を講じていただきたいと強く思います。

このほか、今回の補正予算案には、子育て世帯への臨時特別給付金を盛り込んでいます。これは0歳から中学生のいる児童手当の受給世帯(本則給付)に対し、1人につき1万円を給付するもの。また、国民1人当たり10万円の特別定額給付金も計上しています。補正予算案の総額は61億3892万4000円。特別定額給付金と子育て世帯への臨時特別給付金で大きくなっていますが、約61億円は国庫補助があります。残りの独自策については財政調整基金を活用し、国から地方への臨時交付金や既存事業の見直しを財源とする予定です。

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〇古賀市の飲食店応援プロジェクト 第2弾!
〇「みんな2525(にこにこ)古賀エールチケット」を始めます!

「みんな2525(にこにこ)古賀エールチケット」

お待たせしました!

新型コロナウイルス感染症で大きな影響を受けている飲食店を応援する電子チケット割引プロジェクト「古賀エールチケット」を5月11日からスタートしました。スマートフォンなどで電子チケットを取得すると #古賀エール飯 の登録店舗で利用でき、テイクアウト・デリバリーで500円以上の商品1点ごとに250円の割引が受けられます。

多くの皆さんのご尽力のおかげで、現在、#古賀エール飯 の登録店舗は54店に拡大。多くのお店がこの古賀エールチケットの取り組みにもご参加いただきます。電子チケットの取得などの詳細はこちらをご参照ください。

今回のプロジェクトは、4月に成立した補正予算に「持ち帰り・配達飲食支援事業補助」として経費を盛り込んでいたもの。その目的は、営業形態を転換せざるを得なくなった飲食店のテイクアウト・デリバリーを普及・促進することです。事態の長期化を考えると、店内飲食だけでない多様な事業形態の文化を市民の皆さんの中に早期に広げておかなければならないと考え、スタートアップを支援します。

いつの間にか誕生していた古賀市のキャラクター「こがえるくん」と「こがえるちゃん」にも注目!皆さん、ぜひ古賀エールチケットをご利用いただき、テイクアウト・デリバリー文化を広げていきましょう!

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国民1人当たり10万円の特別定額給付金について、当初予定を早めて9日からオンライン申請を始めています詳しくはこちらをご参照ください。

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