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市長室ブログ

これからの公共施設のあり方―「総量」の適正性を確保するためには(8月18日)

古賀市は現在、公共施設等総合管理計画の「個別施設計画」の策定を進めています。まるでパズルを組み合わせていくかのような検討作業です。

「個別施策計画」策定ファイル

社会が変わる中で、市内にある様々な公共施設の役割とその必要性を踏まえ、まち全体として将来的に「総量」の適正性を確保するためにはどうすればいいのか?

普段、当たり前に使っている公共施設ですが、例外なくコストがかかっています。そして、その多くで老朽化が進んでいます。対応しないと利便性が低まり、危険性は増します。単純に一定の周期で大規模改修・建て替えを行うと、今後は現在よりも更新費用が多額になります。

そうした中、この国は人口減少社会に向かっています。年代構成も変化していきます。ライフスタイルも変わっていきます。とはいえ、どのように変わるのでしょうか?しっかり捉えないといけません。

これから40年後も見据え、今後、様々な公共施設をどうしていくのか。建物を維持するのか、それとも廃止するのか。廃止するならば、その建物で提供している行政サービスはこれからも同じ形で必要なのか、必要ならばその機能をどの建物に統合するのか。分散させるのか。まちづくりの様々な取り組みの進捗との整合性をどのように図っていくのか。

市民サービスは、あらゆる市民ニーズを充足しているに越したことはありません。一方で時代状況の変化を見据え、優先順位を決め、選択と集中を進めなければ、次世代への責任を果たせません。

18日も、個別施設計画策定に向けたマネジメントの会議を開き、頭をフル回転させました。この日は他にも保健、医療、介護、福祉の今後のあり方についても検討。コロナ禍でも、中長期を見据えて進めるべきものはどんどん進めていきます。

   □

本日、市議会定例会を26日開会で招集させていただきました。補正予算案などの議案についても議員の皆さんに送付しました。議案の内容については、21日の議会運営委員会の後の記者会見で公表し、市民の皆さんにお知らせしますので、もう少しお待ちください。

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