古賀市は2日、新型コロナワクチンの集団接種をスタートしました。65歳以上が対象。サンコスモ古賀と国立病院機構・福岡東医療センターの2カ所を会場として、土日に集団接種を進めていきます。
初日はサンコスモ古賀で開催。3月のリハーサルの結果も踏まえ、受付や移動の動線などを改善。最初なので時間当たりの接種人数を少なめに設定しました。ご協力いただいた医療従事者の皆さん、市職員などスタッフのおかげでスムーズに接種が進みました。JR古賀駅とサンコスモ古賀を結ぶシャトルバスも運行しました。
まずは、国から先行して供給されたワクチンを使い、4月21日に予約を受け付けた960人に順次接種。高齢者が約1万7千人いる中で、供給量が限られて予約できなかった人も多く、申し訳なく思いますが、古賀市として、たとえ少人数であっても供給されるワクチンは早期に接種をしていくべきと判断しました。なお、当初は供給量が限られるため、予約が取りづらい状況になること、順次供給されるので安心して待っていただきたいことを市長メッセージとして事前に発信しています。
そして、次回は5月7日に集団接種約1000人分と個別医療機関約1000人分の予約を受け付けます。この段階ではまだ予約が取りづらいと思います。以下に日時と内訳をお示しします。詳しくはワクチン接種の特設ページをご参照ください。(
こちら )
①集団接種分
・サンコスモ古賀(1回目接種の予約枠)
5月23日(日)9:30~12:30/14:00~17:00 約180人分
5月30日(日)9:30~12:30/14:00~17:00 約180人分
6月 5日(土)14:00~17:00 約120人分 ※午後のみ
6月 6日(日)14:00~17:00 約90人分 ※午後のみ
・福岡東医療センター(1回目接種の予約枠)※福岡東医療センターは午前のみ
5月29日(土)9:00~12:00 約200人分
6月12日(土)9:00~12:00 約200人分
②個別医療機関接種分
5月19日(金)~6月12日(土)の接種分(1回目接種の予約枠)
なお、5月末ごろからは安定的なワクチン供給が予定されています。次々回は5月26日に予約を受け付ける予定です。現在よりも予約が取りやすくなるとみられます。
政府は7月末までの高齢者全員接種を掲げていますが、仮に全員分のワクチンが供給されても集団接種の医師や看護師の確保やその会場の設定、その他の様々な人員の配置、個別医療機関における接種促進など現在の体制をさらに増強する必要があります。現段階では、全国それぞれの市町村の事情で乗り越えるべき課題が多いこともご理解ください。
今後もワクチン接種を確実に進めていきます。とはいえ、高齢者以外も含め多くの皆さんが接種するにはまだまだ時間がかかりますので、感染拡大防止を強く意識した行動を継続しなければなりません。ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
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福岡県の新型コロナウイルス対策の強化と古賀市内の小・中学校などにおける感染拡大を受け、3日夜、市長メッセージを公表しました。大型連休中も連日対応してきましたが、フェーズが変わっています。感染拡大防止のための行動をよろしくお願いします。
◎福岡県の新型コロナウイルス対策の強化と市内の感染拡大を受けて
福岡県は3日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、県内全域の飲食店等への営業時間短縮要請を決めました。現在、古賀市でも小・中学校や保育施設等で、子どもを含めて陽性者が相次いで確認され、クラスターも発生するなど感染拡大が顕著です。日々対応する中、明らかに従来よりも感染力が強く、異なるフェーズに入ったことを実感しています。変異株は若年層でも重症化する例があり、医療提供体制の逼迫を避けるためにも、私たち一人一人が感染防止策を強く意識し、徹底して自らの行動に反映させることが求められます。
今回の時短要請は、飲食店等の営業を福岡市と久留米市は午後8時まで、古賀市を含むその他の市町村は午後9時までとするもの。期間は6~19日ですが、県は政府に「まん延防止等重点措置」の適用を求めており、これが決まればその期間となります。応じた店舗には協力金が支給されます。本日、市料飲店組合などを通じて周知を図っています。
既に、県内全域に5月19日まで不要不急の外出自粛要請が出されています。市民の皆さまは不要不急の外出自粛はもちろん、日々の生活における「3密」回避とマスク着用、手洗いや消毒、換気、会食時の注意などを徹底してください。特に、家庭内における感染拡大が目立つため、これを抑える必要があり、市HPに注意事項をまとめていますのでご参照ください。事業者の皆さまは可能な限り、テレワークや在宅勤務、時差出勤、分散勤務に取り組み、接触機会を減らしてください。市としても学校や公共施設、市主催行事などでの感染防止のさらなる徹底を図ります。
古賀市はこの大型連休中も対策本部を機能させ、県の保健所や関係先と連携して対応しています。陽性者が確認された施設は消毒を実施するとともに、関係者には市の抗原検査キットを積極的に活用し、安心につなげています。なお、保健所に濃厚接触者等と判断された方には直接連絡がいきます。また、新型コロナワクチンの集団接種を2日から始めました。現在は国からの供給量が限られ、予約できなかった人も多く、申し訳なく思いますが、市としてたとえ少人数であっても供給分は早期に接種をしていくべきと判断しました。今後、順次供給されますので安心してお待ちください。着実に進めていきます。
私たちは危機の最中にいます。社会が不安定になると人権侵害の懸念が高まります。古賀市はシトラスリボン運動に取り組み、感染した方やそのご家族、医療従事者への差別や偏見を許さないまちをめざしています。ご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。
共にこの難局を乗り越えていきましょう!
令和3年5月3日
古賀市長 田辺一城
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さらに、福岡県の新たな方針を踏まえ、古賀市内の全ての公共施設について、閉館時間を21時に繰り上げます。期間は5月6日~19日。リーパスプラザこが▽屋内外の体育施設▽クロスパルこが▽千鳥苑▽サンコスモ古賀に関する詳細について、それぞれ、新型コロナ特設ページ内にある「イベントの中止・市の施設などに関すること」の「公共施設等情報」に掲載していますので、
こちら をご参照ください。
なお、市主催行事については、それぞれの行事ごとに県の方針を踏まえ、人と人との距離を1㍍以上設けるほか感染防止策を徹底しての開催やオンラインの活用、開催日の延期などを検討します。
また、市民団体等の活動についても市としての考え方を公表しています。地域の公民館・集会所の使用は21時までとするようお願いいたします。詳しくは
こちら をご参照ください。
投稿者:【mayor2010】
2021年05月06日 17時34分
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