立花宗茂と誾千代をNHK大河ドラマに!
大河ドラマ招致で共に活動している「道雪会」さん主催の文化講演会が13日、古賀市のリーパスプラザこがで開催されました。柳川市の金子健次市長(招致委員会会長)も戦国武将のいで立ちで参加。古賀市は「援軍」として柳川市と連携協定を締結し、招致委員会のメンバーにもなっています。
古賀市が熱心に取り組んでいるのは、お隣の新宮町に立花山があり、立花宗茂の重要家臣である薦野増時、米多比鎮久が現在の古賀市を本拠としていたご縁があるから。
薦野や米多比の地域の皆さんを中心に、歴史を掘り起こし、これからのまちづくりにつなげていく取り組みが活発に行われており、新宮町を拠点とする道雪会の杉尾民則会長とともに、古賀市も連携しています。2022年度の施政方針演説では、「『立花宗茂と誾千代』の大河ドラマ招致の機運を高めることもねらい、薦野増時の没後400年のパネル展を実施し、文化財や歴史への関心を高め、ふるさとへの愛着や誇りを醸成します」と申し上げています。
それにしても今回も錚々たるメンバーが集結し、大河ドラマ実現に向けて心合わせができました。長崎武利・新宮町長、県議会から吉松源昭・前議長や江藤秀之・前副議長をはじめ多くの議員の皆さん、県の担当部課長さんたち、文化関係団体の皆さん。もちろん古賀市からも私や吉田健一朗県議、中村隆象・前市長、土師武・元教育委員長、長谷川清孝教育長が参加し、多くの市民の皆さんもいらっしゃっていました。
立花家史料館の植野かおり館長と俳優さんたちによる講演と寸劇のコラボは、宗茂と誾千代の歩みが分かりやすく伝わる企画でした。シンガーソングライターの野田かつひこさんによる歌とギター演奏、語りは、地域に根差し生きる人々への愛が伝わる素晴らしいものでした。
大河ドラマ招致の実現には、とにかくみんなで機運を盛り上げていくことが大切!これからも皆さんと共に頑張ります!
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古賀市立8小学校の卒業証書授与式が17日に挙行されました。卒業生の皆さん、保護者の皆さん、おめでとうございます!
私は母校の花鶴小学校へ。卒業生たちの感謝の気持ちが込められた別れの言葉と合唱は素晴らしいものでした。中学校でもそれぞれの夢の実現に向けて頑張ってください!
市長の祝辞は文書で配布。以下、祝辞の全文です。
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春の到来を感じるこの佳き日、未来に向かって大きく羽ばたいていく卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。
喜びと希望に満ち、中学生として新たな道への第一歩を、今、踏み出していこうとしている皆さんの姿が、とてもまぶしく目に映ります。
保護者の皆様におかれましては、幼かった1年生から、今、小学校卒業を迎え、立派に成長されたお子様の姿を前にされ、喜びもひとしおかと存じます。また、6年間、学校の教育活動への温かいご支援・ご協力をいただき、深く感謝申し上げます。お子様の栄えある門出を心からお祝い申し上げます。
さて、卒業生の皆さんは、コロナ禍の中、学校生活そして楽しみにしていた様々な行事開催に不安を感じたこと思いますが、「すべての学校行事を中止するのではなく、対策を十分に講じながら、できる活動はやる」と、先生や仲間と「気づき、考え、行動」し、一歩、二歩と前進できたのではなかったでしょうか。コロナ禍という危機を共有し、乗り越えてきた仲間との絆は大事な宝です。これからも大切にして下さい。また、そんな皆さんの姿は、下級生の心にしっかりと刻み込まれていると思います。
今、世界はとても不安定な状況にあります。戦争からは何も生まれない。私たち一人一人が、優しい心で、相手を思いやり、共に生きていくことの大切さについて、もう一度、心の中で確認しましょう。そして、行動しましょう。それが、私たちの社会の安定、世界の平和につながります。
これから、皆さんは、いよいよ中学生になります。新しい生活が始まりますが、不安になったり、くじけそうになることもあると思います。でもそんな時は、きっとできると自分を信じ、そのために必要な準備は何か考え、自ら行動し続けてください。家族や仲間や先生は、いつも皆さんを応援し、見守っています。
保護者の皆様、古賀市は「ひと育つ、こが育つ」を掲げ、引き続き、チルドレンファーストを徹底し、子どもの育ちと学びを支えてまいります。教育委員会とともに多様な人的配置など教育環境の整備を推進してまいります。
終わりに、コロナ禍という大変な状況の中、学校生活を安全に進めていただき、また熱心に6年間、御指導いただいた校長先生をはじめ諸先生方に深く感謝するとともに、本校のますますの発展を祈念いたします。
令和四年三月十七日 古賀市長 田辺一城
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ゲーム型防災研修プログラム「風水害24」を15日夜にオンライン開催しました。2020年12月の対面(オフライン)に続くもの。オンラインとオフラインの両方を体験した自治体は初めてとのこと。それぞれ違った意義がありますね。
風水害24は、台風の接近から通過までの24時間をシミュレーションし、時間の経過は10段階。台風が近づくにつれて警戒レベルが上がり、行動の選択によっては危険性が高まることがリアルタイムで把握、実感できます。今回も防災士の市民の方々、社会福祉協議会、消防団、粕屋北部消防本部、様々なセクションの市職員と一緒に参加しました。私は市役所の災害対策室から。
災害発生時に命を守るためには、私たち一人一人が事前に防災意識を涵養し、いざという時に周りの人への声掛けを含め早め早めの適切な行動を取れることが重要です。と言っても、危機感をもって事前に備える(対応できるリテラシーをもっておく)ことは難易度が高い。風水害24はこのハードルを越えられます。
災害はいつどこで起きるか分からない。だからこそ、私たち一人一人が備えておくことが重要です。あらためてそれぞれの備えの確認をお願いいたします。
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18日、福岡県議会へ。まちづくりを推進するため、県のご理解をいただき、連携を図っていくことは市町村にとって大変重要です。
県議時代からお世話になっている多くの先輩方、同期、後輩の皆さんと様々なテーマでお話しさせていただきました。地元選出の吉田健一朗県議からも力強いご協力を。ありがとうございました!
投稿者:【mayor2010】
2022年03月22日 14時49分
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