古賀市役所

背景色変更

文字サイズ

市長室ブログ

JR古賀駅東口の将来イメージの模型を公表/当初予算案―子ども子育て強化(2月21日)

中心市街地の活性化に向けて、また一歩前進しました。新たな時代の価値観を捉え、誰もが居心地がよく、ウォーカブルな公共空間をどのようにデザインしていくのか。19日、有識者の皆さんの知見を注ぎ込み、市民の皆さんとのワークショップを経て完成したガイドラインの報告会を開催しました。

模型

市長就任後の2019年11月に最大地権者のニビシ醤油さまと協力協定を締結。まちづくり基本計画や整備基本計画といった上位計画を策定したうえで、今回のガイドラインに至ったもの。今後、約3年で都市計画を決定し、開発に進んでいきたいと考えています。

古賀駅とリーパスプラザこがのある生涯学習ゾーンをひとつの空間としてつなぎ、歩いて行き交える公園に。その南北に居住機能や商業・医療、子育てなどの機能を配置しながら、多世代が憩えることも意識します。現在、道路が1本でロータリーも周辺駅に比べて狭いところ、歩車を分離し、U字の新たな道路を形成します。

イメージ

この日のトークセッションでも話しましたが、この新たなエリアは、既存商店街のリノベーションで新たな人の交流を生み出している古賀駅西口エリアや新ビジネス拠点の薬王寺温泉オフィス、古賀グリーンパークなど市内各地の様々な資源とつながり、相乗効果でまち全体の活性化をめざすことが大切です。

トーク1  トーク2

さらに、デジタルトランスフォーメーション(DX)やグリーントランスフォーメーション(GX)を強く意識し、最先端技術の導入によるスマートなエリアをめざしたいですね。地域公共交通網の充実もこの視点が重要になってきます。

引き続き、この日もご参加いただいた柴田久・福岡大教授、星野裕司・熊本大准教授をはじめとする空間デザインの専門家の皆さん、そして市民の皆さんと共に、これから100年の基礎となるエリアとなるよう取り組んでいきます!

   ◇

2023年度当初予算案を20日の記者会見で発表しました。市長2期目の公約実現を強く意識しています。

予算案

チルドレン・ファーストを推進するため、これまでも古賀市独自に充実させてきた妊娠・出産・乳幼児期の切れ目ない伴走型支援をさらに強化します。子ども医療費の無償化を就学前まで拡大、経済的に厳しい妊婦さんの産科受診料助成、多胎児家庭に手厚い妊産婦の移動支援、未就園児やヤングケアラー家庭への訪問などを新たに実施します。

なお、全ての初産婦や希望する経産婦に保健師ら専門職が産前からアプローチしてきめ細かく相談に応じることはもちろん、新たに視覚検査体制を強化するなど乳幼児健診を拡充。伴走型支援の観点から今年度始めたおむつなど赤ちゃん用品を全ての家庭に贈る「うまれてきてくれてありがとうBOX~こがたからばこ~」も継続します。医療的ケア児の学習機会の保障のため、学校に看護師を派遣します。

また、物価高など厳しい経済状況に引き続き対応し、就学援助の対象を生活保護基準の1.5倍以内に拡大します。DV被害者の支援を強化するため、母子生活支援施設を退所した後、賃貸住宅を借りる際に必要な保証人などに支払う保険料を補助します。「ペリネイタル・ロス」の当事者をケアします。

新たに、市内全ての小・中学校の水泳授業を民間に委託します。専門のインストラクターによる指導で泳力向上を図ることはもちろん、屋内プールの利用で年間通じて計画的な授業編成が図れます。また、老朽化が進む学校プール施設の維持管理、さらには更新(建て替え)にかかる財政負担の軽減につながることになります。

なお、こうした子ども・子育て政策の中で、とりわけ市町村がそれぞれ固有の財政事情や地域事情から取り組み難いもの、自治体間格差が出るべきでないものについては、政府が国家全体で保障すべきことも付言しておきます。

このほかにも、JR古賀駅周辺開発、企業立地促進や居住機能強化のための土地利用転換、千鳥駅東口のロータリーや西鉄宮地岳線跡地の整備、スマート農業技術による地域活性化、ごみ出しが困難な要介護者や障がい者のごみ出し支援と安否確認体制の構築、デジタルトランスフォーメーション(DX)による行政実務の効率化、公民連携による脱炭素社会に向けた基盤構築、ワンヘルスの推進、国際交流と多文化共生、性多様性への理解促進、文化財の保存と活用など、まちづくりを推進する様々な事業を盛り込みました。

一般会計総額約254億200万円で過去最大。22日開会の市議会定例会本会議の施政方針演説で詳しく申し上げます。また、同日に演説全文と予算案の概要を分かりやすくまとめた資料を公表しますので、ぜひそれらをご参照ください。

   ◇

古賀市長として2期目のまちづくりをどう進めていくのか。九州・沖縄を中心にまちづくりや政治・経済の情報を発信している情報誌「I・B」さんにインタビュー記事が掲載。ウェブでも公開され、全文読むことができます。前編後編、それぞれご一読いただけると幸いです!


   ◇

古賀市の「やさしい日本語」の取り組みが朝日新聞の大阪版(2月4日付朝刊)に。最近、大阪にご縁が多いですね。

やさしい日本語  朝日報道

外国人の皆さんと共に生きる社会をめざし、多文化共生を推進しています。今年度から「伝えるウェブ」を活用。市のHPで発信する文章をやさしい言葉遣いにしたり、ルビを降ったりしています。

   ◇

九州DX推進シンポジウムの全体会の動画が公開されました。デジタルと環境の政策を一体として推進する「DX×GX」について、古賀市が昨年から始めたAIオンデマンドバスの運行を例にお話ししています。また、OSAKAゼロカーボン・スマートシティ・ファウンデーションとの包括連携協定の締結で「公民連携」による社会変革を進める考えを。約4分。お時間許すときにご覧ください。(こちら

また、包括連携協定の締結については毎日新聞も報じています。(こちら


Comments

コメントはまだありません。

Add Comments

このアイテムは閲覧専用です。コメントの投稿、投票はできません。

Trackbacks

Trackback URL


カテゴリ:General
過去のアーカイブ月別一覧RSS/WebFeed
Powered by Nucleus CMS.


このページに付箋をつける
LINEで送る

ページトップに戻る

翻訳ウィンドウを閉じる
Multilingual Living Information website【多言語生活情報サイト】
日本の生活で困ったことはありませんか?必要な情報を正確に届けるため13もの言語で、安心して暮らすためのたくさんの情報を提供します。

【Multilingual Living Information website】
Do you have any trouble with your life in Japan? We are going to provide you a lot of information for your safety Japanese life using 13 languages .

Fukuoka International Exchange Foundation<Kokusaihiroba> 【福岡県国際交流センター<こくさいひろば>】
福岡県民と在住外国人の情報交換・交流の場です。海外からの留学生の窓口、アジア若者文化の発信拠点として様々な事業を行うほか、安心して暮らすための情報提供をします。

【Fukuoka International Exchange Foundation<Kokusaihiroba>】
“Kokusaihiroba” is kind of organization for all Japanese and foreigner in Fukuoka prefecture.
“Kokusaihiroba”offers various activities as information center for foreign students and young Asian culture in addition to safety and comfortable Japanese life.