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市長室ブログ

医療的ケア児支援の全国首長ネット結成へ/小中学校の入学式/自治体DX推進(4月14日)

医療的ケア児支援の全国首長ネットワークを結成します。

岐阜県飛騨市の都竹淳也市長の力強いリーダーシップのもと、私も発起人の一人となります。11月の結成をめざしています。読売新聞が12日付夕刊で報道。

古賀西小学校入学式

医療技術の進展で日常的に医療的ケアが必要な子どもの数は増加傾向にあり、子どもと家族を取り巻く課題の解決に向けて、私は県議時代から積極的に取り組んできました。2017年9月には県立特別支援学校への高度なケアに対応できる看護師の配置を提案し、実現しています。

現在、市長としても市立小中学校や保育所などで確実に対応できるよう看護師を配置する体制を整備。さらに、市町村を越えて広域的に対応すべき課題もあることから、地元の吉田健一朗県議と連携し、県と市町村、関係する福祉事業者の皆さんなどとの新たな仕組みをつくる検討を始めています。

医療的ケア児の支援の充実を図るためには、医療や福祉だけでなく、教育、官民の連携など様々な主体をつなげ、人材や財源の確保、体制構築をはじめ多くの課題に取り組む必要があります。そして、重要なのは自治体のトップの理解と決断です。

こうした中、都竹市長の発意で、全国ネットワークを結成する運びとなりました。私も最も初期の段階から関係できることとなり、都竹市長に感謝申し上げます。先輩首長の皆さんのご指導もいただきながら、しっかり取り組んでいきます。

   ◇

古賀市立の8小学校と3中学校の入学式が行われました。新入生の皆さん、保護者の皆さん、おめでとうございます。

私は古賀西小学校と古賀中学校へ。古賀市はコロナ禍を経て、教育委員会告辞と来賓祝辞は文書で配布しています。私の祝辞は以下になります。

<小学校>

新一年生のみなさん、保護者の皆様

一年生の皆さん、ご入学おめでとうございます。
今日の日をとても楽しみにしていたことでしょう。今日から待ちに待った一年生です。小学校には楽しいことがたくさん待っています。みんなで本を読んだり、絵をかいたり、歌を歌ったり、運動をしたりします。また、おいしい給食もあります。
皆さんは一年生ですが、小学校には、二年生から六年生までたくさんのお兄さんやお姉さんがいます。廊下や体育館で会ったらドキドキするかな。
これから小学校では、遠足や運動会や楽しい行事が始まります。そんな時、お兄さんやお姉さんがやってきて、たくさんお話して、教えてくれますよ。
もし学校で困ったなと思ったことがあったら、先生やお兄さんやお姉さんに話してね。
小学校で、一番元気で、がんばる一年生になってください。

保護者の皆様にごあいさつ申し上げます。
お子様のご入学に際し、心からお慶び申し上げます。お子様は、本格的な集団生活が始まり、はじめは何かと緊張されることも多いかと思います。小学校の六年間は、自律の基礎が育つ大切な時期です。入学を機会に、食事、睡眠、お手伝い、あいさつといった基本的生活習慣の確立に向けて、大いにほめたり、励ましたり、共に取り組んだりしながらお子様の成長を支えていただきたいと思います。
古賀市は、「ひと育つ、こが育つ」を掲げ、引き続き、チルドレンファーストを徹底し、教育委員会とともに、一年生が楽しく安心して学校生活を送ることができるように、小・中学校全学年での原則三十五人以下学級や小学校教育支援員の配置など、教育環境の整備を推進してまいります。
最後になりましたが、校長先生をはじめ、諸先生方、本日ここに入学しました子ども達一人ひとりの喜びや期待を大切にされ、本校教育の充実、発展に一層ご尽力いただきますようお願い申し上げます。

令和五年四月十三日
古賀市長 田辺一城

古賀西小学校入学式1  校長先生の挨拶と新入生

<中学校>

新入生の皆さん、保護者の皆様

新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。
今日から皆さんは、中学校の一員となりました。緊張の中にも喜びと期待でいっぱいのことと思います。これから始まる中学校生活は、学業、スポーツや文化に打ち込む部活動、学校行事、生徒会活動などに励むことを通して、かけがえのない仲間との友情を育み、ともに学びながら、「自分の夢」を探して欲しいと思います。
小学校生活では、新型コロナウイルス感染症拡大により、制約された活動となり大変だったと思います。それでも、その厳しさの中で、何ができるのか、考え、行動し、乗り越えてきてくれました。そこには大きな学びがあり、仲間との絆も生まれたのではないでしょうか。その経験を大切にして、中学校生活にもつないでいってください。
そして、中学校では、社会で生きていくうえでの基礎を固めていきましょう。最も大切なのは、他者への優しさ、思いやり、共に歩んでいくという心です。常に、この「根っこ」を忘れないこと、見失わないこと。学校生活の中で意識して過ごしてほしいと思います。今、ロシアによるウクライナ侵略にみられるように世界は極めて不安定な状況にありますが、「根っこ」を大切にすれば、平和な社会につながると、私は信じています。
古賀市は、皆さんのことをいつも応援し、見守っています。

保護者の皆様に申し上げます。本日はお子様のご入学おめでとうございます。心よりお慶び申し上げます。
新しい環境での学びが始まるとともに、心身の成長や多感な時期を迎え、喜びや心配事もあろうかと思いますが、保護者の皆様におかれましては、お子様の悩みや喜びを共有しながら温かく見守って頂きたいと思います。
古賀市は、お子様の目標や願いが実現されるよう、「ひと育つ、こが育つ」を掲げ、引き続き、チルドレンファーストを徹底し、お子様の育ちと学びを支えてまいります。教育委員会ともに、小・中学校全学年での原則三十五人以下学級をはじめ多様な人的配置など教育環境の整備を推進してまいります。
結びに、校長先生をはじめ諸先生方が、新入生の目標の実現に向けて、一丸となって、生徒を大切にし、その個性を伸ばしていただきますようお願いするとともに、本校のますますの発展を祈念いたします。

令和五年四月十二日
古賀市長 田辺 一城

古賀中学校入学式

   ◇

自治体DXをテーマに講演します。

最新のテクノロジーをどんどん社会実装していきたい。持続可能なまちづくりをめざすEXPO「地域×Tech九州」が5月18、19両日、初めて開催されます。

EXPO「地域×Tech九州」

古賀市は今年度、デジタル庁が主導する「アナログ規制見直し」に取り組むモデル自治体になりました。これに先立ち、デジタル田園都市国家構想に連動したAIオンデマンドバス導入、天然温泉とテレワークなど新たな働き方を掛け算した新ビジネス拠点「快生館」の展開、公民連携による「DX×GX」推進、大学との仮名加工情報活用、量子コンピュータやAI(人工知能)など先端テクノロジーを活用したデータ活用などにも乗り出しています。こうしたことを分かりやすくお伝えしていきたいですね。

「地域×Tech九州」の詳細はこちらから!




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