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市長室ブログ

水泳授業を民間委託―泳力向上、スキルや場のシェア、財政負担軽減(7月12日)

古賀市は今年度から全ての小・中学校の水泳授業を民間に委託しました。11日、クロスパルこがで実施された青柳小学校の授業の様子を視察。これはいい。私もこんな授業を受けたかった!

プール授業1

インストラクターの皆さんの専門的な指導で泳力向上につながりますね。プールも広く、視察時は3クラスを一斉に実施。学校からバスで会場に行くので、子どもたちのワクワク感も高まっている様子でした。

プール授業2  プール授業3

屋内なので季節や天候に左右されません。7月から来年3月までに市内11小・中学校の児童生徒が順次、計画的に授業を受けていきます。1コマ(50分)当たり授業を受けるのは70~100人、全体監視員も含む9人のインストラクターが指導してくれます。評価は学校の先生たちがします。さらに、授業前後の先生たちによる水量の管理、水質チェック、危険個所の点検、清掃などの負担もなくなります。働き方改革ですね。

プール授業4

なお、背景には、老朽化がどんどん進む各学校プール施設の維持管理、さらには更新(建て替え)にかかる財政負担の軽減もあります。市の試算では、建て替えなどを前提とした場合の今後50年間の費用は年平均5500万円。一方、今年度始めた民間委託の場合は約2000万円。この視点は重要です。

自治体が全ての学校を対象に水泳授業を民間委託するケースはまだあまりなく、今年度から始めることを発表した直後は多くの首長の皆さんから反応をいただきました。今後のいいモデルケースになれたらと思います。

ちなみに、古賀市はシェアリングシティ推進協議会に加入していますが、この取り組みはまさにシェアリングエコノミーの実践でもあります。私たちが物、場所、時間、技術などそこここにある様々な資源を共有し、社会課題の解決を図る考え方。ということで、シェアリングエコノミー協会九州支部さんのnoteで早速ご紹介いただきました(こちら)。ありがとうございます!

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