7月26日、北九州市若松区のコミュニティFM「AIR STATION HIBIKI(エアーステーションヒビキ)」の番組「たけうち☆リポート」に出演。古賀市のまちづくりについて話をさせていただきました。
チルドレン・ファーストの理念に基づく妊娠・出産・乳幼児期の切れ目ない伴走型支援と赤ちゃん用品をプレゼントする「こがたからばこ」。超高齢社会の実情を踏まえ、ご家族が亡くなられた際の手続きをワンストップでサポートする「おくやみ窓口」。さらには、社会の価値観の変容を捉えて展開している薬王寺温泉オフィス「快生館」や古賀駅西口のシェアキッチンを備えた交流拠点「るるるる」もPR。とても貴重な機会でした。ありがとうございました!
ちなみに、1曲リクエストできるとのことで、桑田佳祐さんの「波乗りジョニー」を選択。最後の最後まで椎名林檎さんや東京事変さんと迷いましたが、夏本番になったことを踏まえ決断しました♪
◇
27~28日は上京。いつも大変お世話になっている富山県南砺市の田中幹夫市長と。有志の自治体や企業、有識者の皆さんなどでつくる地域共生政策自治体連携機構の代表理事を務められています。
同機構の総会で、厚生労働省の間隆一郎老健局長から人口減少時代の社会保障、こども家庭庁の渡辺由美子長官から子ども政策の課題と展望をテーマにお話を聴かせていただきました。地方自治体として国と連携して、国に直言してまだまだ頑張らねばと気を引き締めました。
◇
超高齢社会に対応するため、古賀市が2年前から取り組む「ペットと暮らすシニアの備えサポート」。行政の環境部門と福祉部門が、民間の介護事業者さん、ボランティア団体さんと連携し、リスク回避につなげています。
職員さんたちの頑張りのおかげで先駆的との評価をいただき、メディアに取り上げられる機会が度々あり、このほどRKBさんが報道。やさしさの輪を広げたいですね。ちなみに、私の1期目の公約でもありました。ニュース動画は
こちら をご参照ください。
◇
脱炭素と循環型の社会に向けて市民の皆さんと共に考える。
暑い、熱い。温暖化を超えて「沸騰の時代」とまで言われるほどに悪化している地球環境。先行世代の私たちが、持続可能な未来のために思考と行動を転換させることは、子どもたち孫たち、その先の世代への責任といえます。自己の欲求を満たすための利便性、利潤のあくなき追求から脱却し、個々のライフスタイル、企業活動を変えると共に、技術革新を環境保全につなげられるか。
舞の里4区と5区の皆さんから出前講座のご依頼を受け、環境保全・資源循環型社会をテーマに対話集会を開催しました。「後は野となれ山となれ」ならば、このまま突き進み、私たち世代だけが逃げ切る選択もありますが、そうではないはず。世界全体で潮流をつくるために日本国家の姿勢が問われていますが、古賀市はまずは自治体として市民の皆さん、企業・団体の皆さんと出来ることを考え、進み始めています。
私からは、古賀市の環境政策全体の理念と概要を説明。1人の100歩より100人の1歩。市民の皆さんと共に取り組んでいることに加え、公民連携と「GX×DX」で新たな時代をつくっていくため、企業や行政、専門家など多様な主体のプラットフォームを構築し、最新の知見や情報を共有し、CO2排出量の見える化など具体的な実践につなげていることを共有しました。ゼロカーボンシティ宣言、ワンヘルス宣言についても。
資源循環では、市役所フードドライブや高校生と連携した手前どりPOP作成・設置などによる食品ロス削減、分別収集のポイントを共有する講座開催、廃食油の回収ボックス設置などにも新たに取り組み、4Rを一層推進中。
そして、古賀市、福津市、宗像市、新宮町でつくる玄界環境組合(私は組合長)として、新たなごみ処理施設のあり方の検討に入っています。組合で運営する古賀清掃工場、宗像清掃工場はともに操業して20年が経過。施設の老朽化も進んできており、これから約10年で、新たな施設整備のあり方も含め方針を決定し、具体的に動いていかなければなりません。環境保全を意識し、最新技術の導入を検討することも大切ですね。
ということで、2022年度には、構成市町の首長で「組合は、3市1町を維持する」「新工場建設の際は1組合1工場が合理的であり、今後検討を進めていく」「域内処理の原則通り、他の自治体に委託等せず、域内で処理する」という3つの方針を確認。そのうえで、今年度、組合内に工場再編推進室を設置し、新ごみ処理施設整備基本構想の策定に着手しています。
対話集会ではこうした動きも説明し、ご意見もいただきました。参加者の皆さんからは、「古賀市の環境政策全体がよく分かった。もっと多くの市民の皆さんに知ってもらいたい」などと前向きなお声をいただき、職員共々励みになりました。これからもしっかり取り組んでいきます。ありがとうございました。
◇
夏祭りが本格化!
29日夜は千鳥タウンコート区→千鳥東区→米多比区→町川原2区を経て、さや団地区に着いたら片付けのタイミングに。
各地で多くの皆さんとお話させていただき、ありがとうございました!時間限られ、回れなかった地域の皆さん、申し訳ありません!
投稿者:【mayor2010】
2023年07月31日 09時02分
Trackbacks
Trackback URL