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市長室ブログ

梅雨入り/九州大学起業部の合宿で対話/一般質問―環境×農業(6月18日)

九州北部が梅雨入りしました。特に防災意識を高める時期です。大雨に警戒し、日々を過ごしましょう。


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古賀市の防災のページはこちらになります。


   ◇

九州大学起業部の皆さんの合宿へ!

今は大学に起業部というのがあるんですね~。古賀市の薬王寺温泉のインキュベーション施設「快生館」で合宿していると聞き、スタートアップを支援しているまちの市長としては駆けつけないと!ということで、夜の部で対話の時間を。


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伝えたかったことはいろいろ。政治や行政、民間企業・団体、どんな仕事も社会をよりよくするためにあります。そして、仕事は多くの主体と「共に」進めることが大切であり、そのためには全体の「調和」を意識することが求められます。人には多様な考え、立場があるので、「論理」に加え、「情念」を意識して行動することが重要。「自分が正しいと考えること」は大切ですが、調和を図るには、「他者の心と自分の心をつなげること」も大切。だから、対話と交流を重ねる。

質疑応答が活発でした。人生でキャリアを重ねていくうえでどうプランニングしてきているのか?大学卒業後、新聞記者8年、県議8年、市長になって6年。正直に言って、明確な計画を立てて歩んできていません。ただ、全力で走りながら、都度都度それまでの経験、知見、育んできた感性を踏まえ、「社会の中で、今、これから、自分がどうあるべきか」を思考し、行動を続けています。


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そんな話をしました。とはいえ、私自身まだ44歳、人生は常に発展途上。自分の子どもたちに近い年齢の大学生たちとの対話の時間は私にとっても大いに刺激になりました。こうした営みが古賀市で行われていることは本当にうれしい。皆さん、共に頑張っていきましょう!


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ちなみに、この日15日付の西日本新聞朝刊で、論説委員の久永健志さんがコラムで快生館を大きく取り上げてくださいました。ありがとうございます。ウェブでも読めます。(こちら


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   ◇

ゼロカーボンシティとして、放置竹林対策と竹からの「バイオ炭」づくり、さらにはこれを農地の土壌改良に活用することで農業生産性の向上を実現したい。本日の市議会一般質問で、「環境×農業」で地球温暖化対策にもつながる具体的な政策提案があり、共感しました。公民連携で進めていきたい。

放置竹林対策は古賀市内の有志の皆さんが既に取り組みを始めており、今年度、市もその実践に学びながら共に進めていきます。答弁では、さらに多くの主体が関わっていけるよう、公民連携の発想で検討していきたいことも申し上げました。

食品残さのリサイクル促進では、特に魚滓のリサイクルで事業系ごみを減らし、資源化することは循環型社会の形成に寄与することから、古賀市として再生利用運搬許可の許認可の制度をつくる考えを明らかにしました。さらに、ワンヘルスを推進するうえで重要な人と動物の共生社会づくりでは、地域猫活動のさらなる支援を検討することを申し上げました。

食と農と食育を一体として「食農教育」を推進する重要性も提起されました。日々の食生活は、食と農に関わる人々の様々な活動と自然の恩恵によって支えられていると理解すること、それに感謝すること、農産物を食べることが健康で心豊かに暮らすうえで重要であると知り、実践することはとても大切です。私は小学生のころに地域の農家さんのおかげで田植えから稲刈りまで体験できました。日常的にコスモス広場で地元農産物を買うことは生産者とのつながりを実感できる機会でもあります。引き続き、生産者と消費者との交流や地産地消、子どもの農業体験などを推進していきます。

少子化対策も取り上げられました。日本では1990年の「1.57ショック」をきっかけに厳しい少子化の現状が強く認識されるようになりましたが、この間、本質的な対策が講じられないまま今日の危機的状況を招いており、政治・行政の責任は極めて重いと考えています。こうした中、国も強い危機感を持ちながら少子化対策を進めており、古賀市としても引き続き、チルドレンファーストの理念のもと、私が責任者として様々な取り組みを積極的に推進していく決意を申し上げました。

このほかにも地域公共交通や西鉄宮地岳線跡地の整備、不登校対策などもテーマになりました。一般質問は18日も続きます。


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