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市長室ブログ

多様な子どもたちの育ちと学びを支える/ベトナム新旧総領事と交流(1月20日)

多様な子どもたちの育ちと学びを支える。

不登校が増加傾向にあります。医療的ケアや発達への支援が必要な児童生徒も増える中、古賀市はチルドレンファーストの理念に基づき、年々その対応のための政策を強化しています。大切にすべきは、多様な生き方を保障すること。


新聞記事


13日、不登校経験者の自立支援に取り組む立花高校(福岡市)の齋藤眞人校長の講演会が福津市内で開かれ、古賀市のチルドレンファーストの取り組みに共感していただいている実行委員の皆さんからのお声掛けで挨拶の機会をいただきました。ありがとうございます。120人ものご参加にびっくり。

齋藤先生とは県議時代からのお付き合い。昨年9月には、齋藤先生も関わり、フリースクール運営者や不登校経験者の保護者、弁護士などでつくる研究会の皆さんが古賀市役所にいらっしゃり、県内首長を訪ねる第1弾として、私との意見交換会をしたばかりです。光栄です。

挨拶では、チルドレンファーストの理念に基づき、子ども・子育て支援、教育環境の充実を図っていることを報告。特に、不登校については、登校できるようにすることを目標とするのではなく、社会的に自立できることをめざす重要性を認識しており、古賀市内の全3中学校区への児童センターの設置や、子育て支援団体との連携などで多様な居場所を保障していること、さらなる支援の強化を検討していることを申し上げました。


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また、国の動きのはるかに前から市独自に予算措置し、小中学校全学年での原則35人以下学級を実現するなど、多様な人的配置で一人一人の子どもの学びと育ちの状況やその背景の家庭環境を捉えやすくしていることも紹介しました。

憲法13条の個人の尊重と幸福追求権、憲法14条の法の下の平等にも触れました。そもそも、長く続いてきた画一的な教育環境では全ての子どもをフォローすることはできず、国家としての制度改革の必要性を感じています。引き続き、現場の皆さんとの交流を通じ、可能性を広げていきたいと思います。

   ◇

海外からうれしいメッセージが。在福岡ベトナム総領事館の前総領事、ヴー・ビンさんからSNSを通じて「年始に福岡を訪問するのでぜひ会いましょう」とうれしい言葉が、私の苦手な英語で。ちゃんと英語を駆使してやり取りし、お会いできました。

しかも場所はベトナム総領事館。ということで、現在のヴー・チ・マイ総領事も同席してくださいました。市町村の首長が九州を管轄する新旧外交代表の方々と意見交換できる機会をいただけるとは、恐縮しながらもありがたく思います。


新旧領事館


古賀市の在住外国人ではベトナム人の皆さんが最多。ヴー・ビン前総領事にも視察いただいた交流型日本語教室の取り組みをはじめ、子どもたちも含めた今後の多文化共生政策の強化に向けて有意義なやり取りになりました。

私からは、地元・古賀市小山田の小野珈琲焙煎所さんがこれまでの両総領事との交流写真を使ってデザインしてくれた珈琲をプレゼント。


小野珈琲


さらに、話が盛り上がり、ベトナム料理店でランチもご一緒に。春巻きもフォーも本格的♪締めのエッグコーヒーは初めてでしたが、これまた新感覚で美味しかったです~。ありがとうございました!


エッグコーヒー  フォー


   ◇

毎日、朝から晩まで怒涛。次年度当初予算の市長査定での議論がひたすら続く中、監査委員さんの市長講評や多数の来客、PR動画撮影、各種打ち合わせ、外部団体の理事会、国際交流も。報告、連絡、相談、調整も多く、なかなか新聞読むまで行き着かず。

そうした中、古巣の福岡県議会へも。まちづくりを進めるうえで県市連携はとても重要です。


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