先日(1月24日)の毎日新聞に2009年度末に単年度収支が赤字となる団体(5市1町)が記載されており、その中に古賀市が入っておりました。
これは県の一定の基準に基づき試算したものですが、本市における財政状況が極めて厳しい状況にあるということは事実であると受け止めています。事実、平成18年度当初予算においては、財政調整基金の取り崩しが2.3億円で、財政調整基金残高は17.1億円となります。
財政状況は非常に厳しく、本年度以降においても引き続き財政調整基金の取り崩しなくては予算編成が困難と考えられます。
現在、パブリックコメントを行っている「古賀市経営改革プラン」における財政見通しは、一定の条件設定の下での試算ですが、当初予算ベースでは平成22年度には財政調整基金が枯渇するという厳しい見通しとなります。
このような危機的な財政状況を克服するために、今年、来年、再来年……と強力に行財政改革を推し進め、早い時期に収支の均衡を達成したいと考えております。しかしながら、どんなに厳しい財政状況にあっても、古賀市の未来へつながる政策は実施する覚悟であります。
今後とも、皆様のご理解とご支援をお願いします。
投稿者:【mayor】
2006年02月24日 16時56分