○古賀市風しん予防接種助成金交付要綱
令和5年2月20日
告示第27号
古賀市風しん予防接種費用助成金交付要綱(令和元年10月告示第58号)の全部を改正する。
(趣旨)
第1条 この要綱は、先天性風しん症候群(CRS)の発症を予防し、風しんウイルスによる感染症から妊婦及び胎児を守るため、古賀市風しん予防接種助成金(以下「補助金」という。)を交付することについて、古賀市補助金交付規則(平成31年規則第8号)に定めるもののほか、必要な事項を定めるものとする。
(1) 妊娠希望者(妊婦を除く。以下同じ。)
(2) 妊娠希望者及び妊婦の配偶者(パートナーを含む。以下同じ。)及び同居者(生活空間を同一にする頻度が高い家族などをいう。以下同じ。)
(補助対象事業)
第3条 補助金の交付対象となる事業(以下「補助対象事業」という。)は、次に掲げるものとする。
(1) 乾燥弱毒生風しんワクチンの接種
(2) 乾燥弱毒生麻しん風しん混合ワクチンの接種
(補助対象経費)
第4条 補助金の交付対象となる経費(以下「補助対象経費」という。)は、補助対象事業の実施に要する経費のうち、ワクチンの接種に要する費用とする。
(補助金額等)
第5条 補助金額は、補助対象経費に10分の10を乗じて得た額とし、予算の範囲内において市長が定める。ただし、上限額は5,000円とする。
2 申請は、補助対象者1人につき、1回を限度とする。
(補則)
第8条 この要綱に定めるもののほか、必要な事項は、市長が定める。
附則
(施行期日)
1 この告示は、公布の日から施行し、令和4年4月1日以降に受けた予防接種について適用する。
(効力)
2 この告示は、令和9年3月31日限り、その効力を失う。なお、終期到来後の継続については、その必要性の検証を踏まえた上で、終期到来までに判断するものとする。
別表第1(第2条関係)
方法 | 基準 |
HI法 | 32倍 |
EIA法 | 使用する検査キットがウイルス抗体EIA「生研」ルベラIgG(デンカ生研株式会社)の場合、EIA価8.0 |
使用する検査キットがエンザイグノストB風疹/IgG(シーメンスヘルスケア・ダイアグノスティックス株式会社)の場合、30IU/mL | |
ELFA法 | 使用する検査キットがバイダス アッセイキットRUB IgG(シスメックス・ビオメリュー株式会社)の場合、45IU/mL |
LTI法 | 使用する検査キットがランピア ラテックスRUBELLA(極東製薬工業株式会社)の場合、30IU/mL |
使用する検査キットがランピア ラテックスRUBELLAⅡ(極東製薬工業株式会社)の場合、35IU/mL | |
CLEIA法 | 使用する検査キットがアクセル ルベラIgG(ベックマン・コールター株式会社)の場合、45IU/mL |
使用する検査キットがi―アッセイCL風疹IgG(株式会社保健科学西日本)の場合、抗体価 14 | |
CLIA法 | 使用する検査キットがRubella―Gアボット(アボットジャパン株式会社)の場合、25IU/mL |
FIA法 | 使用する検査キットがBioPlex MMRV IgG (バイオ・ラッド ラボラトリーズ株式会社)の場合、抗体価AI※ 3.0 |
使用する検査キットがBioPlex ToRC IgG(バイオ・ラッド ラボラトリーズ株式会社)の場合、30IU/mL |
※製造企業が独自に調整した抗体価単位
別表第2(第6条関係)
補助対象者 | 添付書類 |
風しん抗体価が基準より低いと判明した妊娠希望者 | ①風しん抗体検査結果が確認できるもの及び予防接種領収書(予防接種済証を含む。) |
風しん抗体価が基準より低いと判明した妊娠希望者及び妊婦の配偶者 | ①妊娠希望者及び妊婦の風しん抗体検査結果が確認できるもの ②助成対象者の風しん抗体検査結果が確認できるもの及び予防接種領収書(予防接種済証を含む。) |
風しん抗体価が基準より低いと判明した妊娠希望者及び妊婦の同居者 | ①妊娠希望者及び妊婦の風しん抗体検査結果が確認できるもの ②助成対象者の風しん抗体検査結果が確認できるもの及び予防接種領収書(予防接種済証を含む。) |