ひと育つ こが育つ
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古賀市には、46の自治会があります(令和2年4月1日現在)。これは、市が設置したものではなく、古代の集落を起源とし、江戸時代までの村やまちの範囲を基に、戦前に組織されたものと言われています。戦後一時的に活動が禁止された時代もありましたが、その後、禁止が解かれ、いくつかの自治会では、住宅団地の開発等に伴う人口増により分割されるなどして、現在の自治会数に至っています。
※古賀市では、自治会の区域を範囲とした「行政区」を設置しています。
自治会は、現在では、良好な地域社会をつくるため市内の一定区域内の市民によって主体的に組織され、市民の交流・親睦を促進する活動を行うとともに、地域の課題に総合的に取り組む組織として位置づけられています。
古賀市では、こうした地域の自主的活動を応援し、また自治会の協力をいただきながら、「共働のまちづくり」に取り組んでいます。
市民の皆さんにとって最も身近な地域のコミュニティが自治会です。自治会では、日々、地域で助け合い、支え合うための様々な活動が行われています。古賀市では、市民の皆さん同士が協力しながら、安心して地域生活を送ることができよう、自治会への加入をお勧めしています。
東日本大震災を契機に地域の絆の大切さが見直されていることは皆さんもご存じではないでしょうか。特に災害時や地域の防犯対策には自治会での人と人とのつながりの大切さが、改めて認識されています。
地域づくりとは、住民の支え合いの気持ちを育てていくことです。また、地域づくりは一部の人たちのものではありません。地域全体で取り組むことで、地域のつながりが強化され、誰もが住みやすい地域になっていきます。
自治会は任意の団体であり、加入は個人の意思によります。でも「任意団体だから加入しなくても良い」という人が増え、自治会の加入率が低くなっていけば、助け合い、支え合いなどの自治会の目的が果たせなくなってしまいます。
例えば、毎日通っている生活道路の防犯灯の設置や、地域の公園の草刈りなどは自治会活動の一環であり、各世帯が自治会費を納めることによって、これらの自治会活動が行えているのです。
自治会の加入については、近所の人か自治会・隣組の役員(自治会長・隣組長など)に尋ねてみてください。自治会名や役員の連絡先が分からないときは、まちづくり推進課にお問い合わせください。
自治会が定める規約には、さまざまな活動や共有施設の維持管理などに充てるため、地域の皆さんが負担する自治会費の額や、納入時期などが定められています。自治会費については、それぞれの自治会長・隣組長などに確認をお願いします。
なお、集められた会費は主に次のような活動に使われています。
人と地域の交流
お祭り、スポーツ大会や敬老会など親睦を深めるためのイベント開催
まちの安全・安心
防犯パトロール、防犯灯の設置や管理、登下校時の見守りなど
きれいで快適なまち
分別収集会場の運営や道路、公園、側溝の清掃など
地域の支え合い
高齢者を中心とした地域のサロン活動など
情報を共有し 地域の声を市へ
自治会活動をお知らせする広報紙の作成や市からの回覧。また、地域の意見をとりまとめ、市や関係機関に要望を行うなど
※現在は、新型コロナウイルス感染症の予防のため活動の一部が中止や延期されています。また、自治会によって活動内容は異なります。
まちづくり推進課
地域振興係
電話:092-942-1165(直通)
Eメール:commu@city.koga.fukuoka.jp