ひと育つ こが育つ
現在のページ
※※令和6年度古賀市秋季戦没者追悼式を開催しました。(2024/09/17追記)
※※令和6年度古賀市秋季戦没者追悼式の詳細を公開しました。(2024/07/10追記)
※※令和6年度福岡県戦没者追悼式、令和6年度全国戦没者追悼式の詳細を公開しました。(2024/06/01追記)
令和6年9月13日(金)リーパスプラザこがにおいて、古賀市秋季戦没者追悼式を開催しました。
式では、約60人の方が参列され、先の大戦における戦没者に哀悼の誠を捧げるとともに平和を祈念いたしました。
本日ここに、戦没者ご遺族並びにご来賓各位、市民の皆さまのご列席のもと古賀市秋季戦没者追悼式を挙行するに当たり、市を代表し、謹んで式辞を申し上げます。
先の大戦が終わりを告げてから、早くも七十九年の歳月が過ぎました。
祖国の平和と発展を願い、愛する家族を案じつつ、戦地に赴き戦場に倒れられた方々あるいは戦後、遠い異郷の地で亡くなられた方々のご無念を想うとき、今なお深い悲しみが胸に迫ってまいります。
今日私たちが当然のように享受している平和と繁栄が、戦争で亡くなられた方々の犠牲とご遺族の皆様のご苦労の上に築かれていることを、私たちはひとときも忘れてはなりません。
戦没者の皆様に哀悼の誠を捧げますとともに、ご遺族の皆様のご苦労やご努力に対し、心から敬意を表します。
さて、世界に目を向けますと、ロシアのウクライナへの軍事侵攻から二年が経ちますが、収束の兆しは未だ見えず、ロシア側は核兵器の使用を示唆したとされ、世界は核の恐怖に再び直面しています。
また、パレスチナ・ガザ地区においても一般市民を巻き込み尊い命が失われ、多くの人々が深い苦しみの中にあります。世界が分断の道へと進みつつあることに強い危機感を覚えます。
戦後に生まれた世代が大半を占め、戦争を体験した方々から話を聴き、その本質を知る機会が急速に失われている今こそ、先の大戦を追体験することで戦争の悲惨さと愚かさを真に理解し、今を生きる私たちの使命として、次の世代へしっかりと伝えていかなければなりません。
古賀市は非核・恒久平和都市として、平和首長会議や日本非核宣言自治体協議会に加盟しており、これからも平和行政を強化してまいります。
戦争は、一人一人の自由を奪い、幸福の追求を阻むものです。個人が尊重される平和で安定した社会に向け、ここに不戦を誓い、世界の恒久平和への決意を新たにします。
市民、議会、行政の私たち皆が知恵を出し合い、力を合わせて、平和で安心して暮らせる世界の実現を、古賀市から実現していくため、全力を尽くしていくことを、今ここにお誓い申し上げます。
結びに、戦没者の御霊の安らかならんことを、そして、ご遺族の皆様の今後のご健勝とご多幸を心からお祈り申し上げ、式辞といたします。
令和六年九月十三日
古賀市長 田辺 一城
本日、令和六年度古賀市秋季戦没者追悼式が執り行われるにあたり、謹んで追悼のことばを申し上げます。
先の大戦において、祖国の平和を願い、愛する家族を案じつつ、心ならずも戦場に倒れられた戦没者の方々、また、国の内外において戦禍に遭われ戦争の犠牲となられた戦災死没者の方々の御無念に思いを馳せますとき、戦後七十九年を経てもなお深い悲しみが胸に迫ってまいります。謹んで哀悼の誠を捧げます。
最愛の肉親を失われた御遺族の皆様におかれましては、今日まで、癒えることのない深い悲しみに耐えながら、その御遺徳を偲び、故人を顕彰し、そして互いに励まし合って苦難を乗り越えてこられました。改めて敬意を表します。
戦後の失意と困窮の廃墟の中から立ち上がり、たゆまぬ努力によって築き上げ、今日私たちが享受しているこの平和と繁栄は、戦没者の方々の尊い犠牲の上にあることを、私たちは片時たりとも忘れてはなりません。
現在、ロシアのウクライナへの軍事侵略、イスラエル・パレスチナ情勢をはじめ、世界各地で深刻な事態が多発し、多くの人々が戦火に倒れ、傷つき、また、国内外での避難生活を余儀なくされています。
こうした世界情勢のなかにあっても、わが国は戦後一貫して、平和を重んじる国家として歩んでまいりました。多くの人々の命を奪い、生活を破壊する戦争を決して認めることはできません。戦争の惨禍をニ度と繰り返さない、この信念を貫くとともに、戦争の悲惨さ、平和の尊さを、次の世代にしっかり引き継いでいかなければなりません。
私は、この平和なふるさとを懸命に築いてこられた先人の皆さんの強い思いを深く心に刻み、県民誰もが安心してたくさんの笑顔で暮らすことのできる福岡県にしていきますことを、ここに固くお誓いいたします。
結びに、戦没者並びに戦災死没者の方々の御霊の安らかならんことを、そして、御遺族の皆様方の御健勝と御多幸を心から祈念いたします。
令和六年九月十三日
福岡県知事 服部 誠太郎
(代読 福岡県福祉労働部保護・援護課 課長補佐 林 幹雄)
本日ここに、戦没者ご遺族のご列席を得て、令和六年度古賀市秋季戦没者追悼式が挙行されるにあたり、古賀市議会を代表し、謹んで追悼のことばを申し上げます。
終戦から七十九年という月日が経過しました。
先の大戦では、三百万余の尊い命が失われました。犠牲になられた方々のご冥福を、心からお祈りいたしますとともに、祖国の行く末を案じ、家族の幸せを願いながら戦場に倒れた方々、また、最愛のご家族や肉親を失われ、今日までの長きにわたり、鮮明なる記憶と共に、言葉に尽くせぬほどの悲しみに耐え抜いてこられたご遺族の皆様に対し、あらためて、衷心より、敬意と感謝の念を捧げます。
私たちが、今日の平穏な生活を享受できますのも、戦没者の尊い犠牲の上に築かれたものであることを、決して忘れてはなりません。
焦土と化した我が国における、復興までの苦難の歴史を直視する時、この間の教訓を深く胸に刻み、戦争の惨禍を二度と繰り返さないという、決然たる誓いを貫かなければなりません。
今を生きる世代はもとより、これからの世代のために、争いのない未来を切り拓いていくことこそ、私たちに課せられた使命であると思います。
世界各地では、今この瞬間にも、武力衝突や紛争が続いております。この様な悲惨な現状を放置することは、政治的あるいは社会的な分断をますます進展させるとともに、すべての人の人権が尊重された平和な社会を実現するための取組に反し、極めて憂慮すべき状況に陥ってしまわないかと危惧する次第であります。
戦争のない平和な社会を希求する多くの人々の願いを忘れず、地域経済の発展と住民福祉の向上を図っていくことが、戦争で犠牲になられた方々に応える、私たち議会に課せられた責務であると確信しています。
むすびに、すべての御霊の御前にあって、その安らかならんことを、そして、ご遺族の皆様方のご健勝、ご多幸を心からご祈念申し上げ、追悼のことばといたします。
令和六年九月十三日
古賀市議会 議長 渡 孝二
令和六年度古賀市主催秋季戦没者追悼式が執り行われるにあたり戦没者遺族を代表し 謹んで追悼の言葉を申し上げます。
先の大戦終結から七十九年の歳月が流れました。
国のため戦場に赴き、無念にも散華された戦没者の皆様を忘れてはなりません。愛する肉親家族のため、国のために身命を捧げられた尊い犠牲の上に戦後復興がなされ繁栄を謳歌し、平和を享受することが出来ましたが、世界では今なお戦争が絶えることなく、多くの犠牲者が出ており、一日も早く平和が実現することを祈るばかりです。
平和の大切さは言うまでもなく、戦争ほど愚かで人を不幸にするものはないと痛切に思いますし、人類の魂レベルの向上がない限り、いくら平和を唱えても戦争は起こるという現実を見つめ、戦争を起こさせない様、手立てを講じ、平和を維持しなければなりません。
ある雑誌に、君子勇ありて義なければ乱をなす 小人勇ありて義なければ盗をなすという論語の一説があり、上に立つものが勇ましいことを重んじて義をないがしろにすると動乱、戦乱を招き、また下っ端が勇のみを行使して義がなければ盗人になるとありますが、二千五百年ほど前の言葉ながら現在と変わらぬ状況を見ると、人類は進歩してないと思います。
我々もお金だけ、今だけ、自分さえよければいい自分ファーストから脱却し、精神性の高い日本人になっていくことが、平和な世界を作っていく上で必要になると思います。
本日は、多くのご来賓の参列のもと、かくも厳かに追悼式を挙行していただき心から、感謝申し上げます。
結びに、戦没者の御霊の安らかならんことを心からお祈りし、ご参列の皆様のご健勝、ご多幸を、祈念しまして追悼のことばと致します。
令和六年九月十三日
古賀市遺族会会長 青柳 徹
追悼式を執り行うにあたり、衆議院議員宮内秀樹様、福岡県議会議員𠮷田健一朗様、福岡県議会議員吉松源昭様よりメッセージを頂きましたので、掲載させていただきます。
古賀市では、先の大戦の戦没者を追悼し、御遺族の心情を慰めるとともに、世界の恒久平和を祈念するために、「令和6年度古賀市秋季戦没者追悼式」を開催します。
日時
令和6年9月13日(金)午前10時受付 午前10時30分開式
場所
リーパスプラザこが多目的ホール(〒811-3103 福岡県古賀市中央2丁目13−1 )
主催
古賀市
参加資格
どなたでも
(参加者全員による献花をお願いしております)
参加費用
無料(会場までの交通費は自己負担)
福岡県では、先の大戦における福岡県出身の戦没者、一般戦災死没者の方々を追悼するとともに、平和を祈念するため、「福岡県戦没者追悼式」を開催します。その追悼式に参列する遺族を募集しています。
日時
令和6年8月15日(木)11時50分から
場所
福岡県立福岡武道館(福岡市中央区大濠1丁目1番1号)
主催
福岡県
募集人数
後日お知らせ
参加資格
先の大戦における福岡県出身の戦没者及び一般戦災死没者の遺族で本県に居住している方(三親等以内の親族を優先)
※ 参列者として決定した方以外は、当日、追悼式会場には入場できません。
参加費用
無料(会場までの交通費は自己負担)
申込先
古賀市福祉課福祉政策係(電話:092-942-1150)
申込期限
令和6年5月31日(金)
東京の日本武道館で開催される、全国戦没者追悼式(政府主催)に、参列する遺族を募集しています。
先の大戦の記憶を風化させることなく次の世代へ継承していくためにも、若い世代(18歳未満)の遺族の参列も募集しています。
福岡県から遺族代表団として、団体で参列します。日程は2日間(1泊2日)、県職員等が遺族代表団員の皆様を引率します。
日程
令和6年8月14日(水)から8月15日(木)まで(1泊2日)
・全国戦没者追悼式は、8月15日(木)11時51分開式
・8月14日(水)は、千鳥ヶ淵戦没者墓苑などを訪問
・宿泊は、東京都内ホテル
追悼式会場
日本武道館(東京都千代田区北の丸公園2番3号)
募集人数
後日おしらせ
参加資格
次の1から3のすべての要件を満たす方
1.先の大戦における戦没者、一般戦災死没者及び原爆死没者の遺族で、福岡県にお住まいの方(申し込み多数の場合は、三親等以内の親族を優先します)
2.過去に、全国戦没者追悼式に参加したことのない方
3.全行程に十分耐えられる体力を有し、団体行動をとれる方
参加費用
旅費の一部補助あり(差額は自己負担)
申込先
古賀市福祉課福祉政策係(電話092-942-1150)
申込期限
令和6年5月31日(金)
・6月末日をめどに、参列遺族を決定する予定です。
・7月中旬に、参列が決定したご遺族に対する事前説明会を開催する予定です。
福祉課(サンコスモ古賀内)
福祉政策係
電話:092-942-1150
Eメール:fukushi@city.koga.fukuoka.jp