ひと育つ こが育つ
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特別支援教育とは、障がいのある幼児児童生徒の自立や社会参加に向けた主体的な取組を支援するという視点に立ち、一人ひとりの教育的ニーズを把握し、その持てる力を高め、生活や学習上の困難を改善又は克服するため、適切な指導及び必要な支援を行うものです。
古賀市では以下のような支援体制があります。
特別支援学級とは、障がいによる学習上又は生活上の困難を克服するために設置される学級です。障がいにより通常の学級における指導では十分な指導の効果を上げることが困難な児童生徒に対し、きめ細かな教育を行うために、小学校及び中学校の中に特別に設置された少人数の学級です。特別な配慮のもと、児童生徒の実態に応じた適切な教育を行います。
古賀市では、市内の全小中学校に知的障がい及び自閉症・情緒障がいの特別支援学級が設置されており、そのほか対象の児童生徒がいる学校に、弱視、難聴、病弱、肢体不自由の学級が設置されています。
通級による指導とは、通常の学級での学習におおむね参加でき、一部支援を必要とする児童生徒に対して個別指導を行う教育の形態です。
小学生を対象とした通級指導教室は、古賀東小学校と舞の里小学校にあり、基本的に週1回90分間の指導が行われています。中学生を対象とした通級指導教室は、教員が各中学校を巡回する巡回指導を行っているため、在籍する中学校にて指導を受けます。
それぞれの通級指導教室の詳細については、通級指導教室のページをご覧ください。
市内小・中学校に在籍する特別な教育的支援を必要とする子どもたちに対してサポートを行う特別支援教育支援員を各学校に配置しています。
ひまわり教室(古賀市特別支援教育相談室)は、特別支援教育主任相談員が学校へ伺う訪問型の教室です。古賀市内の小・中学校からの要請に応じて学校を訪問して、特別な教育的支援を必要とする児童生徒をサポートしています。児童生徒それぞれが持つ能力をできるだけ伸ばし、自立に向けての支援を行います。
また、保護者から直接ひまわり教室に連絡をして相談をすることもできます。
【ひまわり教室が行うこと】
・児童生徒の得意な面と苦手な面を把握します。学校生活における行動観察を行ったり、必要に応じて発達検査を行ったりします。
・効果的で適切な支援について考え、提案します。
・担任の先生や保護者からの相談を受けます(面談や電話)。
・特別支援教育コーディネーターや特別支援教育支援員と連携をとりながら、日常の支援体制の充実を図ります。
・適切な場で児童生徒が学ぶことができるよう情報提供等を行います。就学先の相談も受けます。
【ひまわり教室連絡先】
学校教育課 指導係 電話:092-942-1348
古賀市にお住まいの幼児児童生徒で、特別支援学校や特別支援学級、通級指導教室を希望する場合は、古賀市教育支援委員会」への申込が必要です。
「古賀市教育支援委員会」は教育学、医学、心理学などの各方面の専門家から構成されています。保護者・幼児児童生徒との面談や、発達検査の結果、所属校(園)からの資料などに基づき、幼児児童生徒の能力や適性に応じた教育が受けられるような就学先を総合的に判断します。
現在、小中学校に在籍している児童生徒は、在籍する学校から「古賀市教育支援委員会」の申込書をもらい、学校へ提出してください(例年、5~8月頃申込期間で、提出締切は8月下旬です)。
来年度小学校へ入学する幼児の申し込み方や就学先の決定、入学までの流れなどは、以下のファイルをご覧ください。
令和6年度小学校での特別な教育支援について (PDFファイル :848KB)新しいウィンドウで開きます
学校教育課
指導係
電話:092-942-1348
Eメール:gkyoiku@city.koga.fukuoka.jp