ひと育つ こが育つ
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家族やパートナーとして、生活に潤いと安らぎを与えてくれ、日々の生きがいに繋がるペット。
ペットとの暮らしは、私たちを幸せな気持ちにしてくれますが、ペットも飼い主も年齢を重ねると、体力や生活習慣も変わっていきます。
「一人暮らしの高齢者が急に亡くなって、ペットだけが取り残されている」
「飼っているペットの面倒をみてくれる人がいないから、入院できない」
「ペットの世話が大変になってきた」
こんな相談が増えつつあります。
自分のペットのこれからを想像し、“もしもの時”に備えて、日頃からペットのために何ができるのか考えておきましょう。
飼主さん自身のこと、確認してみてください。
□ 単身または高齢者のみの世帯である
□ 家族・親族と疎遠である
□ ご近所づきあいがない
□ 足腰が弱ってきている
□ 体力の低下が著しい
□ ペットの名前を思い出せない
ひとつでも当てはまれば、予防策をとっておきましょう。
突然のできごとへの備え 例: ケガや病気・事故による入院 |
● 一時預かり先を見つけておく(血縁者、民間事業者など) ● ペットを預ける準備をしておく(本人の心構え、ペットを預ける練習など) |
介護状態進行への備え 例: 施設入所・引っ越し |
● 終活ノートに記しておく ● 新たな飼い主を探しておく ● ペットのための信託(※)を利用する |
※ペットのための信託とは…
ペットのための飼育費用を専用口座で管理し、いざとなったら、そのお金をペットのために使用できる仕組みです。行政書士などへ相談しましょう。
人とペットの生活環境のこと、確認してみてください。
□ ノミ・ダニなど衛生害虫が発生している
□ 部屋の汚れ、ひどい悪臭がする
ひとつでも当てはまれば、予防策をとっておきましょう。
生活環境を守るための備え 例: 自宅の衛生状態が悪化している、周辺住民から苦情がきている |
● ペットの数を増やさない |
ペットのこと、確認してみてください。
□ 複数頭数飼育している
□ オス・メスの両方がいる
□ 不妊去勢手術をしていない
□ 子犬・子猫が生まれている
□ ペットが過剰に痩せた・太った
□ ペットに多くの毛玉がある
□ ペットの爪が伸びすぎている
□ ペットのしつけができていない
ひとつでも当てはまれば、予防策をとっておきましょう。
望まない繁殖への備え 例: ペットが子を産んだ、子猫を拾ってきた |
● 不妊去勢手術により、繁殖しないようにする ● かかりつけの動物病院を見つけておく |
適正に飼い続けるための備え 例: 散歩ができていない・汚い、しつけができていない、病気の治療ができていない |
● しつけやケアなど、それぞれの民間事業者のサービスを利用し、 日常的なケアを心がける |
年齢を重ねると、今まで当然できていたことも普段になることがあります。
飼主自身の体力などに合わせて、民間事業者を利用することを検討してみましょう。
また、ペットの介護を一人で頑張らず、ときには専門家に相談してみましょう。
●古賀市内の動物病院・民間事業者
古賀市内の動物病院・民間事業者一覧(PDFファイル:621KB)
環境課ではペットに関する相談を受け付けています。
古賀市わんにゃんサポーターと一緒に、ペットと暮らす高齢者へのアドバイスをしていますので、
お気軽にご連絡ください。
環境課
環境整備係
電話:092-942-1127(直通)
Eメール:kankyo@city.koga.fukuoka.jp