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秋といえば思いつくことはいろいろありますが、やっぱり「食欲の秋」ですよね。
きのこ、芋、栗、りんご、梨、みかん、ごぼうなどなど、旬の味覚はきりがないほど。
そんなおいしいものいっぱいの秋に、旬の食材を使った料理で食欲を満たしましょう。
今回はさつまいもを使った簡単なレシピを紹介します。
米…3合
さつまいも…中1本
塩…小さじ1杯くらい
みりん…大さじ1杯
酒…大さじ1杯
黒ゴマ…少々
日本では、薩摩藩から全国に普及したことからサツマイモと呼ばれています。沖縄ではカライモ(唐藷)とよび、鹿児島ではリュウキュウイモ(琉球藷)とよんで、伝播の経路が分かります。
主な栄養成分は炭水化物で、でんぷんのほかに食物繊維、ビタミンC、少量の糖類が含まれています。特に食物繊維は腸の活動を活発にするので便秘予防にも効果的です。
最近は、カロテン含量が高いベニハヤト(オレンジの芋)、アントシアニンを含む紫色の山川紫、アヤムラサキなども出てきています。
ご家庭でも今回の献立を参考にして、サツマイモを使った料理を楽しんでみてくださいね。
1.米は炊く30分〜1時間くらい前にとぎ、水につけておく。
2.さつまいもは1.5cm角くらいに切り、水にひたしてアクをぬく。
ワンポイント:【アクぬきする理由】
3.1に塩、酒、みりんを入れて、軽く混ぜる
4.水気を切ったさつまいもをごはんの上にのせ、炊飯器でいつもどおりに炊く。
5.炊き上がったら、さつまいもをつぶさないようにやさしく全体をかき混ぜる。
そのほかのさつまいもを使った簡単な料理を紹介します。
サツマイモの甘さによって砂糖などの量を調整しながら作ってみてくださいね。
2)オレンジジュース煮
沸騰したお湯に1.5cm幅くらいの輪切りにしたさつまいもを入れ、5分くらいゆでた後にお湯を捨てる。そこにオレンジジュースをさつまいもがひたひたになるまで入れ、ぐつぐつ煮る。甘みが足りないようなら砂糖を入れる。
温かいうちはもちろん、冷やしてもおいしくいただけます。
3)簡単スイートポテト
《今回使った分量》さつまいも中1本、牛乳カップ5分の1くらい、砂糖、バター各15g、卵黄2分の1(さつまいも以外の分量は、甘さとなめらかさを見ながら調節してください)
ふかしたさつまいもをつぶし、バター、牛乳、砂糖をいれて混ぜる。それをホイルカップにいれ、トースターで軽く焦げ目ができるまで焼く。
4)お手軽サラダ
今回さつまいもを提供していただいた中野さんおすすめのレシピです。
さつまいも、きゅうり、りんごを1.5cm角くらいに切る。
さつまいもは切った後軽く水につけてアクをとり、ゆでるか素揚げする。マヨネーズで和え、お好みで塩こしょう、マスタードを入れる。
「ベニアズマ」と「なると金時」の2種類を栽培。中野さんのさつまいもはコスモス広場で買うことができます。
また、古賀、新宮など粕屋地区の給食センターにも出荷しています。
15分くらい水につけることでアクがぬけ、煮くずれしにくくなります。また、あく抜きをしておくと色がよくなり、調味料も染み込みやすくなるので、おいしくいただくためにもしっかりとあく抜きをしましょう。