ひと育つ こが育つ
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古賀のすき焼きは牛肉でなく、骨付きのかしわ(鶏)の肉で作ります。
昔、古賀のあたりではどこの農家も地鶏を飼っていて、卵を産ませたあとの親鶏を料理に使っていました。だから鶏は「庭野菜」と呼ばれるほど身近なものだったのです。
古賀流すき焼きには定番の豆腐やねぎだけでなく、かぶ、にんじん、さつまいもなど家にある野菜を何でも鍋に入れます。
家族や友人となべを囲んで、会話に花を咲かせてくださいね。
鶏肉(骨付き)…600g
豆腐…1丁
白ねぎ…2本
白菜…4分の1
春菊…1袋
糸こんにゃく…1袋
えのき…1袋
しいたけ…1パック
酒、砂糖、醤油…適量
たまご…4つ
鍋料理に欠かせないものといえば、白菜、春菊、ねぎなどが挙げられます。これらの野菜は寒くなるにつれ、さらにおいしくなります。
白菜は味にくせがなく、どんな材料にも合うので料理の応用範囲が広いのが特徴です。
春菊は、関西では菊菜とも呼ばれています。西洋では、観賞用で食用にはしません。緑の野菜でもあり、カロチンやカルシウムを多く含んでいます。
ねぎは、根深ねぎ(白ねぎ)、と葉ねぎに分けられます。九州地方では、葉ねぎが多く栽培されており、カロチンやカルシウムを多く含んでいます。
鍋を囲んで体も心もぽかぽかにし、風邪やインフルエンザに負けないようにしましょう。
1.材料を適当な大きさにきる。
ワンポイント:糸こんにゃくは下ゆでしておきます。
2.なべを熱し、鶏の脂身の部分をいためると油がでるので、油をなべ全体に広げる。
3.全体的に油をひいた後、鶏肉に火を通す。
4.鶏肉に砂糖をふりかけ、しばらくすると砂糖から水気がでるので、その水分で鶏肉をしばらく煮る。
5.しょうゆ、酒、砂糖で味を整え、ほかの材料を入れる。
お好みで卵を付けながら食べる。卵をつけずに食べても、おいしくいただけます。
おいしくなべをいただいた後の楽しみ方を2通り紹介します。
1)焼きうどん
なべにゆでたうどんを入れ、残りの材料と合わせて程よく水分がなくなるまでいためる。
仕上げにバターをいれると(うどん1玉につき約10g)、風味とコクが増して、さらにおいしくいただけます。
2)すき焼きどんぶり
残った材料を卵とじにして、あつあつのごはんの上に乗せる。
生臭さがなく、ビタミン含有量が普通の卵の約10倍、そして色鮮やかな卵黄が特徴の“あおやぎたまご”。
遺伝子組み替えをしていないトウモロコシを使用し、植物性の飼料を与えているため、低コレステロールです。
コスモス館・サンリブ古賀店・サンリブ宗像店で買うことができます。
また、いつでも新鮮でおいしいたまごを購入できるよう、選別所(青柳2106)前に自動販売機を設置しています。
こんにゃくの独特の臭みを和らげ、アクを抜くために下ゆでが必要です。
なべに水と糸こんにゃくを入れて火にかけ、沸騰した後3分くらいゆでてからざるにあげます。