ひと育つ こが育つ
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たけのこは春の味覚を代表する食材で、日本料理や中国料理でよく使われます。
たけのこの成長はとても早く、漢字の“筍(たけのこ)”は、地上に出て一旬(10日間)で竹になることに由来しています。1日で1メートル以上伸びることもあるのです。
旬の採れたてたけのこが手に入りやすいこの時季こそ、たけのこを使った料理にチャレンジしてみませんか。
ゆでたたけのこ…300g
皮付きたけのこの下ゆで方法
塩わかめ…25gくらい
水…500cc
白だし…大さじ3杯
酒…大さじ1杯
砂糖…小さじ2杯
薄口しょうゆ…大さじ1杯
木の芽…数枚
日本で食用たけのことして利用されるものの大部分は、孟宗竹のたけのこです。
ラーメンに入っているメンマ(しなちく)は、麻竹(主に台湾産)をゆで、軽く塩漬けにして乳酸発酵させたものです。
たけのこはあまり栄養がありませんが、繊維が腸の働きをよくし、便通を整えます。ただし、食べすぎると吹き出物の原因になることもありますので、注意してくださいね。
1.たけのこは縦4〜6等分のくし切りにし、根元のほうは、十字に包丁を入れる。
2.塩わかめは水洗いして塩を落とした後、2〜3分水につけて戻し、水気を切って食べやすい大きさに切る。
3.鍋にたけのこ、水、白だし、酒、砂糖、薄口しょう油を入れ、落としぶたをして弱火で20分くらい煮る。
4.3にわかめを加えて、さっと煮たらできあがり。お皿に盛りつけて、木の芽をのせる(木の芽は手のひらにのせて軽くたたくと香りがでます)。
2)スパゲッティ
にんにくをみじん切り、赤唐辛子を小口切り、ベーコンとたけのこを短冊切りする。
フライパンにオリーブオイル、切った材料を入れてコンソメで味付けする。
ゆでたスパゲッティを加え、塩こしょうで味を整える。
3)たけのこごはん
炊飯器にお米、水、白だし、酒、みりん、薄口しょうゆ、塩を加え、ゆでたたけのこと小さめに切った油揚げを加えて普通に炊く。
※米2合の場合…
白だし大さじ1.5、酒大さじ1、みりん大さじ1、薄口しょうゆ大さじ2、塩小さじ3分の2、水は炊飯器の2合の線まで入れる。たけのこは200グラム、油揚げ1枚を使用。
4)たけのこサラダ
ゆでて薄切りにしたたけのこをいつものサラダに加えるだけ。
春野菜とも相性抜群です。
昔から「たけのこを掘りはじめたら、お湯をわかしておけ」と言われるほど、たけのこは手早く下ゆですることが大切です。 掘りたてはやわらかいのですが、時間がたつにつれてえぐみが増します。 下ゆでをすることにより、あくが抜けて、新鮮さを保つことが できますので、たけのこを手に入れたら、すぐに下ゆでをしてください。
たけのこはよく洗い、外皮2〜3枚をはがした後、先を斜めに切り落とし、皮に縦に深く切り込みをいれる。
大きめの鍋にたっぷりの水、たけのこをいれ、ぬかを一つかみと、赤唐辛子1本を半分に切って入れ強火にかける(ぬかがない場合は米のとぎ汁を使用)。
煮立ったら中火にし、さらに落し蓋をして40分間(掘り出されて1日以上たっているものは1時間以上)ゆでる。
根元に竹串を刺し、スーっと通るようになったら火をとめる。えぐみをとるためそのまま冷めるまでゆで汁につけておき、その後流水でよく洗う。
縦にいれた切り込みから皮をむく。