ひと育つ こが育つ
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毎日猛暑が続き、うんざりしていませんか。蒸し暑い外から、冷房を効かせた部屋に入った瞬間は、外気との差が大きいほど気持ちよく思えるものです。しかし、実はこの温度差が身体に負担を与えており、「疲れがとれない」「食欲がない」「やる気がでない」などの夏バテにつながります。
夏バテの改善と予防には十分な休養と栄養補給を行うことが大切です。ビタミンやタンパク質の不足も夏バテを招くため、ビタミンCをはじめ栄養がたっぷり含まれたゴーヤーを食べて、暑さに負けずに楽しい夏を過ごしましょう。
ゴーヤー…1本
木綿豆腐…1丁
ソーセージ…200g
卵…2個
ゴマ油…適量
塩こしょう…適量
コンソメ(顆粒)…小さじ1
かつお節…適量
めんつゆ…大さじ1
塩(塩もみ用)…大さじ1
ゴーヤーは熱帯アジア原産で、熱帯アジアや中国では古くから野菜として栽培されており、日本には江戸時代に中国より伝えられたといいます。その後沖縄・南九州を中心に限られた地域での栽培でしたが、消費の増加に伴い、産地も本州に拡大しています。
ゴーヤーにはほうれん草の約2倍にもなる豊富なビタミンCが含まれています。
ビタミンCは、ストレス(暑さ寒さもストレスです)に抵抗する働きがあります。毎日猛暑が続いています。ゴーヤーを使った料理を食べて、暑さに負けないようにしましょう。
【ゴーヤの下ごしらえ】
ゴーヤーを縦半分に切って、スプーンで中の白いワタと種をくりぬく。さらにワタと外側の緑色の部分の間にある白っぽい部分までしっかり取り除く。
ゴーヤーを半月状に薄く切って塩もみし、水を張ったボウルの中に入れ約30分間置く。その後流水で洗ってからよく水気を取る。
【ゴーヤチャンプルーの作り方】
1.ゴーヤーは下ごしらえしておく。豆腐はキッチンペーパーに包んで水気を取り、ソーセージは適当な大きさに切る。
ワンポイント:豆腐の水気の取り方
2.ゴマ油を引いたフライパンにソーセージを入れ、少し焦げ目をつける。
3.豆腐を適当な大きさに手でちぎりながら加え、コンソメ、塩こしょう、めんつゆで味付けする。
4.ゴーヤーを入れて軽く炒めた後、溶いた卵を入れて全体を手早くかき混ぜてできあがり。皿に盛り、仕上げに上からかつお節を飾る。
1)ゴーヤーとツナのサラダ
下ごしらえしたゴーヤーを、沸騰したお湯の中に入れて約30秒間ゆでる。
ボウルにツナ缶とレモンの絞り汁を入れゴーヤーと和える。塩こしょうで味を整える。
2)ゴーヤーと豚肉の和風パスタ
フライパンに油をひき、ニンニクと唐辛子を弱火で炒める。
ニンニクの香りが十分に出たら豚ばら肉と下ごしらえしたゴーヤーを炒め、さらにゆでたスパゲッティを加えて醤油、塩こしょうで味付けする。
3)ゴーヤースープ
ミニトマトは半分に切り、ベーコンは短冊切りにする。
沸騰したお湯に、ミニトマト、ベーコンを入れ、コンソメ、塩こしょうで味付けする。
最後に下ごしらえしたゴーヤーを入れて軽く火を通す。
今回のゴーヤーは、今年5月から庁舎南側のベランダで冷房代を節約するための“緑のカーテン”として育てているゴーヤーを使いました。
豆腐をキッチンペーパーで包み、お皿にのせて電子レンジで約1分温めれば、簡単にしっかりと水切りができます。