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「お菓子作りは大変だから」「買った方がおいしい」などの理由で、お菓子作りを敬遠していませんか。しかし、自分で選んだ材料を使用し、調味料の量を調節できるため、安全で安心のお菓子を家族に提供できます。さらに、できたてのお菓子は、作った人にしか味わえない特別なおいしさです。
今回紹介するマフィンは材料をまぜて焼くだけなので本当に簡単です。ぜひ、いろんな味を試してみてください。
バター…50g
砂糖…50g
卵…1個
薄力粉…130g
牛乳…60cc
ベーキングパウダー…小さじ1杯
りんごや栗、さつまいもがおいしい季節になります。そこで旬の食材を使ったおすすめマフィンを紹介します。
・皮をむいて1センチくらいの薄切りにしたりんごをバターで香りよく炒め、砂糖を振りかけてこんがりときつね色になるまで焼く。それをオーブンで焼く前の生地の上にのせる。
・5ミリ角に切って茹でたさつまいもや、栗の渋皮煮、甘煮をオーブンで焼く前の生地に混ぜ込んだり上にのせたりする。
また、中に入れる材料を、ミックスベジタブルや、茹でたほうれん草をみじん切りにしたもの、ニンジンをすりおろしたもの、ハムやチーズなど工夫すれば、栄養バランスが良い軽食にもなります。
オーブントースターで作るときは、できあがりが少し異なりますが、浅めのアルミカップなどに流し込んで焼きます。焦げ目がついたら途中でホイルを上にかぶせてください。
1.薄力粉とベーキングパウダーを合わせてふるいにかける。
2.常温でやわらかくしたバターをボウルに入れ、泡だて器でクリーム状になるまで混ぜる。
3.2に砂糖を加え、白っぽくふわっと軽い感じになるまでよく混ぜる。その後、卵を入れまんべんなく混ぜ合わせる。
ワンポイント:泡だて器で混ぜる時のポイント
4.1でふるった粉と牛乳を交互に加えて軽く混ぜ合わせる(粉→牛乳→粉→牛乳→粉の順番で)。混ぜすぎると粘りが出るので、さっくりと混ぜる。
5.マフィン用の紙カップに、生地を7分目くらいまで入れる。
180度に温めておいたオーブンで約23分間焼く。竹串を刺して生地がつかなければできあがり。
カップに生地を入れる前に、生地にナッツやチョコレートなどを混ぜるといろいろな味のマフィンが作れます。ここでは生地に混ぜる材料の一例を紹介しますが、このほかにもココア、抹茶、家にある果物などでもお試しください。
1)チョコ&ナッツ味
チョコレートは湯せんして溶かし、ナッツは適当な大きさに切っておく。
チョコレートは湯せんせずに、適当な大きさに切ったものを混ぜてもよい。
2)紅茶味
紅茶の葉をすりつぶすなどして細かくしておく。
アールグレイを使用すると、香りが良くおすすめです。
3)バナナ&シナモン
バナナはフォークで荒くつぶし、その上から少量のシナモンをふりかけておく。
卵を入れたあと泡だて器で混ぜる際、泡だて器を大きめに動かして空気を入れながら混ぜるようにすると、ふわっとした仕上がりになります。