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昔から庶民の味として親しまれてきたみかんは、冬の風物詩として日本人とは切っても切れない関係であり、日本で1番食べられている果物でもあります。ビタミンC、ビタミンA、クエン酸、食物繊維など栄養豊富で、風邪予防、疲労回復、がん予防、便秘改善などさまざまな効果があるといわれ、とってもありがたい果物なのです。
古賀市内でもこの時期たくさんのみかんが収穫されていますので、今回はみかんを使ったレシピを紹介します。みかんがおいしいこの時期だからこそ、ぜひ挑戦してみてくださいね。
みかん…4個
砂糖…25g
ゼラチン…3g(水大さじ1.5でふやかす)
みかんは甘み、酸味がほどよく、皮が手でむけ食べやすい果物です。果実の約9割は生食用となり、約1割が加工原料として、ジュース、シロップ漬け缶詰用などとなっています。
出回り時期は、
ハウスみかん:6月上旬〜9月
極早生:9月下旬〜11月上旬
早生:11月、12月
普通:12月〜3月
と、気象条件の違いや、地域により特徴のある果実が生産されていますので、食べる時期に合わせて産地を選ぶことをおすすめします。
1.みかん(3個)のへたの部分を上にしてふたになるように上部を切り、外皮を破らないように果肉を取り出す。
2.取り出した果肉をしぼる(150cc程度用意)
ワンポイント:みかんをしぼるときのポイント
3.残りのみかん1個は房をむいて果肉を取り出して一口大にほぐし、しぼった果肉と合わせておく。
4.鍋に3と砂糖を入れ、砂糖が溶けるまで火にかける。砂糖が溶けたら火を止めゼラチンを入れて余熱で溶かす。
5.鍋底を氷水などで冷やしながら鍋をかきまぜてか1で作ったみかんの容器に流しいれ、冷蔵庫で冷やし固める。
そのほか、みかんを使ったレシピです。
2)みかんドレッシング
みかん1個、サラダ油小さじ1、塩少々、酢大さじ3分の1を混ぜる。
お好みでこしょうを入れる。
3)みかんピラフ
小さめに切った人参と鶏肉、みじん切りにした玉ねぎ、グリーンピース、むきえびをバターで炒める。
炊飯器に米2合(事前に洗っておく)、バターで炒めた材料、みかんの絞り汁150cc、コンソメ1.5個、水200ccを入れて炊く。
4)鶏のオレンジ煮
鶏をみかんの絞り汁に10分ほど漬け込み、フライパンでしっかりと焦げ目がつくまで焼き、塩こしょうで味をつけた後、みかんの絞り汁をいれて10分程度蒸す。
上の段左から
はるか…日向夏からの突然変異。酸味がなく、爽やかな香りと甘さが特徴。
青島…普通のみかんより平たく果実も大きめ。甘みが強く味が濃い。
山見坂ネーブル…香りが高く、酸味と甘味の調和がとれた濃厚な味。果汁が多い。
紅甘夏…甘夏よりもオレンジ色が濃い。ジューシーで甘酸っぱい。
デコポン…清見とポンカンの交配種で甘みと酸味のバランスがよい。
甘夏…甘すぎないさっぱりとした味。
下の段左から
きんかん…果実は果皮ごとあるいは果皮だけ食する。果肉は酸味が強い。
温州みかん…日本のみかんの代表格。皮が非常に薄くて食べやすい。
はるみ…デコポンの兄弟でポンカンに近い。酸が低く糖度が高い。
スイートスプリング…温州と八朔の交配種で減酸が早く、味は甘い。
ぽんかん…甘味が強く香りが高い。皮はむきやすく、種は少々大きめ。
土佐文旦…グレープフルーツのような外観。上品な甘さと酸味のバランスが良い。
盛田オレンジ…温州みかんと違って表面がなめらかでツルツル。酸が少なく甘いみかん。
くりぬいたみかんでは汁が足りない場合、皮のままのみかんを横半分に切って絞ると簡単にしっかりとしぼることができます。