ひと育つ こが育つ
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暑い夏を夏バテせずに元気に乗り切るために、スタミナがつく料理をご紹介します。
今回は餃子の皮も手作りし、市販のものでは味わえないもちもちとした食感が特徴のとってもおいしい餃子です。
皮を手作りするのは手間がかかると思われがちですが、簡単で楽しく作ることができますので、子どもといっしょに作ってみてはいかがですか。
◎皮
強力粉…1カップ
薄力粉…2分の1カップ
塩小さじ…3分の1
水…2分の1カップ程度
片栗粉(打ち粉)…適量
◎たね
豚ひき肉…100グラム
キャベツ…150グラム
にら…100グラム
玉ねぎ…50グラム
にんにく、しょうが…大さじ1
調味料A:酒・しょうゆ各大さじ1、塩・こしょう・ごま油適量
餃子の皮に使われる小麦粉は、強力粉、中力粉、薄力粉と大きく分けられます。これは含まれるたんぱく質の量に違いがあり、強力粉、中力粉、薄力粉の順でたんぱく質の量が少なくなります。
小麦粉のたんぱく質はグルテンといい、グルテンは小麦粉の粘りに関係します。強力粉は粘りが強いのでパンや麩の原料に、中力粉はうどん、そうめん、ひやむぎなどに、薄力粉はケーキ、クッキー、天ぷらなどに使います。粉の性質を知って、上手に利用してください。
1.粉を合わせてボウルにふるい入れ、塩を加えてよく混ぜ合わせる。
2.水を少しずつ加えながら混ぜてよくこねて、耳たぶくらいの軟らかさになったら一つにまとめる(水の量は様子を見ながら調整)。
3.ボウルに入れてラップをかけ、常温で30分程度寝かす。
4.台に打ち粉をふるい、生地を直径約3cmの棒状に伸ばして、20〜25個くらいに切り分ける。
5.打ち粉を足しながら、切った生地を直径10cmくらいの円形に伸ばす。
1.豚肉以外のたねの材料をすべてみじん切りにする。
皿に入れたみじん切りのキャベツにラップをかけてレンジで1分程度加熱し、粗熱が取れたらしっかりと水気をしぼる。
2.下ごしらえした野菜と豚肉を混ぜ合わせ、調味料Aを加えて粘りが出るまで手でよく錬る。
3.皮の中央にたねを置いて、ひだを作るように包む。
4.油をひいたフライパンに餃子を並べ、強火で底に焼き色をつけたら、餃子の約3分の1の高さまで水を注ぎ、蓋をして強火のまま蒸し焼きにする。
水分がほぼなくなり、パチパチと音がし始めたら蓋を開け、ごま油を回しかけて出来上がり。
2)ナスぎょうざ
餃子の「たね」を輪切りにしたナスで挟み、軽くころもをつけて油でカラッと揚げる。
3)ぷりぷりエビの餃子
包丁で軽くたたいたエビに、みじん切りにしたにら・玉ねぎ・にんにく・しょうがを合わせ、とりがらスープ・塩・こしょう・酒・しょうゆ・ごま油で調味した「たね」を皮で包み、上記と同じ手順で香ばしく焼く。
4)イタリアン餃子
皮に、角切りにしたトマトと玉ねぎのみじん切り、モツァレラチーズを入れ、中身が出ない様にしっかりと端を閉じながら包む。
油で揚げてきつね色になったら出来あがり。
古賀市高齢者生きがいづくり支援センター「えんがわくらぶ」のえんがわ農園で獲れたなすとトマトを使用しました。
えんがわの農園では、そのほかにきゅうりやすいか、枝豆なども作っています。
餃子を焼くときに水の代わりに水溶き片栗粉を注いで焼くと、餃子同士がつながり、お店で見かけるパリパリの羽つき餃子になります。