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おでんの“でん”は、田楽の“でん”であることを知っていますか。江戸時代から作られるようになった煮込み田楽が、おでんと呼ばれるようになったようです。
地域や家庭によって、おでんに入れる食材や味付けが異なることもおでんの大きな魅力の1つです。福岡で好まれている餃子巻きは、福岡以外ではあまりお目にかかれないのだとか。今回は、だしから作る簡単でおいしいおでんのレシピを紹介します。
A:こんぶかつおだし 1200cc、うす口しょうゆ 70cc、酒 50cc、みりん 大さじ1
大根…2分の1本
卵…4個
すじ肉串…4本
こんにゃく…1枚
結びしらたき…1パック
練り物…お好みの分量
からし…適量
おでんの具材に、厚揚げや焼き豆腐を入れてもおいしいです。さらに、練り物と同じように油抜きをした油揚げに、餅を入れた餅巾着、にんじん、ごぼう、れんこんなどの野菜(葉物以外)を少し細かく切って入れた野菜巾着もおすすめ。生の卵を割り入れてもいいですね。おでんのだし汁は煮物よりも薄味ですが、おいしいからと飲みすぎると塩分の取りすぎになりますのでご注意ください。
【大根】約3cm厚の輪切りにし、片面に十字の切り込みを入れ、20分程度下ゆでする。
大根の下ゆでワンポイント(切れ目を入れると、味が染み込みやすくなります)。
【卵】硬ゆでし、殻をむく
【こんにゃく】両面全体に浅く格子状の切れ目を入れて三角に切り、下ゆでする(結びしらたきは下ゆでのみ)。
(切れ目を入れると、味が染み込みやすくなります)。
【練り物】熱湯をかけて油抜きする。
(油抜きすることで油っぽさがなくなり、味が染み込みやすくなります)
1.おでん種(練り物を除く)を土鍋に並べ、Aを入れて火にかける。沸騰してきたらアクを取り、弱火でコトコト煮る。
2.1時間程度煮たら火を止め、冷ます。(煮込むときのポイント)
練り物を加え、さらに1時間煮れば出来上がり。
からしを添えてお召し上がりください。
旨みたっぷり味ごはん
白米を炊くときの水の替わりにおでんのだしを使います。
おでんの種も残ったものがあれば、みじん切りにしていっしょに炊き上げれば、簡単味ごはんの出来上がり。
↑工場内の直売所今年50周年を迎えたくまや蒲鉾は、常時40種類くらいの商品を用意しています。
博多港で水揚げされた魚を新鮮なうちに処理し、カルシウムを多く含んだ栄養たっぷりの練り物です。
工場内に直売所があるほか、コスモス館、サンリブ古賀店、ルミエールなど市内の多くのスーパーなどでも購入することができます。
工場、事務所:古賀市糸が浦81
電話番号:092-942-3889
大根を下ゆでするとき、米のとぎ汁でゆでると、仕上がりの色がよくなります。
おでんを煮込むとき、火加減は常に弱火で煮てください。白濁せず、澄んだだしに仕上がります。また、煮た後に冷ますことにより、種に味がぐっと染み込みます。