ひと育つ こが育つ
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涼しくなり、食欲の秋が到来——。さんま、さつまいも、栗、柿、ぶどうなど、数ある旬の食材から今回はきのこを使ったレシピを紹介します。
しいたけ、しめじ、えのき、マツタケ…日本には約100種類もの食用きのこがあります。味や香り、見た目もさまざまなきのこがわたしたちを楽しませてくれます。
くれぐれも食べ過ぎには注意し、バランスの良い献立で、実りの秋を満喫しましょう。
※きのこには、命にかかわる危険な毒性を含むものもあります。きのこ狩りを行うときは、種類が分からないものを食べないよう十分に注意してください。
<竜田揚げ>
豚ロース…300g
A【しょう油・酒 各大さじ2、砂糖 大さじ1、しょうが汁 大さじ2】
片栗粉・サラダ油…適量
<きのこあんかけ>
しめじ・えのき・まいたけ・エリンギ…各1株
にんじん・ピーマン…各適量
麺つゆ…30cc
水…100cc
b【砂糖 小さじ1、みりん・しょう油 適量】
水溶き片栗粉【水・片栗粉 各大さじ1】
きのこに多く含まれる食物繊維は腸内の老廃物、有害物質を便とともに排出する働きがあります。また、その食物繊維に含まれる多糖類は免疫力を高め、がんの予防に効果があると注目を集めています。そのほか、活性酸素の働きを抑制するビタミンB2や、カルシウムの吸収を助けるビタミンDも多く含みます。
きのこはしいたけ、しめじ、えのき、まいたけ、エリンギなど種類も豊富で、鍋物、煮物、炒め物、炊き込みご飯、パスタなど多くの料理に幅広く使えます。
現在は年中店頭で見かけますが、もともとの旬は秋です。おいしくなるこれからの季節、たっぷりと召し上がってください。
1.豚肉は5〜6センチ幅ほどの食べやすい大きさに切り、Aに10分程度浸しておく。
2.1に片栗粉をまぶし、油で揚げる。
3.しめじ、えのき、まいたけは手でほぐし分け、エリンギは一口大に切る。
にんじん・ピーマンはみじん切りにしておく。
4.フライパンに、麺つゆ・水を入れて沸騰させ、3を加える。
5.きのこに火が通ったらBを加えて味を調え、水溶き片栗粉でとろみをつける。豚肉の竜田揚げにきのこあんをかけて出来上がり。
ワンポイント:水溶き片栗粉は火を止めてから加え、素早く混ぜるとダマになりにくいです。
2)さつまいもとにんじんのきんぴら
さつまいもとにんじんをささがきにし、さつまいもは水にさらしておく。フライパンに油を引き、水気を切ったさつまいもとにんじんを入れていためる。(いため過ぎに注意。型崩れします。)色が変わり、しんなりとしてきたら砂糖、みりん、酒、濃い口しょう油を各大さじ1加えて軽く混ぜ合わせる。最後に酢を小さじ1、ごま油を適量回し入れる。器に盛り、お好みでごまをかけていただきます。
※ピーラーを使ってささがきにすると簡単で、見た目も美しく仕上がります。
3)オクラのとろろ昆布汁
オクラは色が変わるくらいにゆで(約2分)、一口大に切っておく。
お湯を沸騰させ、白だしで味を調えたら、とろろ昆布とオクラを入れて出来上がり。
今回使用したきのこ(まいたけを除く)は、コスモス館で販売しています。
店頭には、しいたけ、しめじ、えのき、エリンギなど多数のきのこが並んでいます。
皆さんも、お好みのきのこを使って、料理に挑戦してみてください。