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うどんは野菜といっしょに鍋で煮込んだり、冷やして食べたり、ぶっかけうどんにしたりとたくさんのアレンジができます。地域によっても、だしや食べ方に違いがあり、それぞれのご当地うどんが親しまれています。
今回紹介するレシピは、「手打ちうどん」。ゆでたての麺は、コシがあり絶品です。少ない材料で簡単にできるので、麺作りから味付けまで、手作りに挑戦してみましょう。
中力粉…200g
塩…10g
水…90ml
片栗粉(打ち粉用)…適量
小麦粉は、大きく強力粉、中力粉、薄力粉に分類されます。これは、小麦粉に含まれるたんぱく質の割合と水を加えることで形成されるグルテンの性質の違いによって分けられます。
グルテンには粘性があり、粘りの強さに合わせ、パン類には強力粉、麺類には中力粉などと使い分けられます。ケーキやビスケットなどの菓子類や天ぷらは、粘りの弱い薄力粉が使われます。
プレミックス粉(ホットケーキ、てんぷら用などの粉)なども上手に利用して、手作りに挑戦してみてください。
1.塩を溶かした水を中力粉に少しずつ加え、そぼろ状になるまで手でよく混ぜる。
2.1の表面が滑らかになるまで、手首のつけ根あたりでしっかりとこねる。
ワンポイント:水分が足りないと感じても、こね続けるとしだいに粉はまとまります。
3.2を厚手のビニール袋に入れ、5分間足でまんべんなく踏み、丸く形を整え直して常温で30分間寝かせる。
4.3をめん棒で厚さ2〜3mmに伸ばして三つ折りにし、包丁で幅4〜5mmに切る。
5.鍋に2〜3リットルのお湯を沸騰させ、4が半透明になるまで約15分間ゆでる。
6.5を流水で洗い、ぬめりをとる。
※冷たいうどんはそのまま、温かいうどんはもう一度ゆで直してお召し上がりください。
2)ネギたっぷりしょうがうどん
沸騰させたお湯に、かつお顆粒だし、白だしを加えて味を調える。
千切りにしたしょうが、輪切りにしたネギ、うどんをだしに加える。うどんがゆで上がれば、出来上がり。
3)みそ煮込みうどん
干ししいたけを水に浸し、だしをとる。鶏肉、油揚げ、えのき、しいたけ、ネギ
は食べやすい大きさに切る。鍋にだしを入れて沸騰させ、赤みそ、合わせみそを溶かしながら加える。
鍋にうどんとそのほかの具材を加え、蓋をして煮込む。お好みで生卵を乗せて出来上がり。
※汁は塩分が高くなるので、ご注意ください。
今回、快くねぎを提供していただきました。
「根深ネギを栽培しています。種まきから収穫まで、5〜9か月間かけて栽培するので、我が子のようなものですね。」と笑顔で話してくれました。
中野さんのネギは、コスモス館で9〜12月初旬、1〜2月中旬頃まで販売しています。