ひと育つ こが育つ
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新米が出回る季節になりました。ふっくら、みずみずしく、優しい甘さと香りの良さが特徴の新米。せっかくなので、よりおいしくいただきたいものです。
今回は、火のあたりが柔らかく、保温性抜群の土鍋を使って、米の芯まで柔らかく炊き上げます。
鍋蓋を開けたときの湯気の香りや鍋底のお焦げも味わってみましょう。
1)土鍋でふっくらご飯
1人あたり 302kcal、たんぱく質5.3g、脂質0.7g、塩分1.37g
米・・・1合
水・・・250ml
れんこん・・・50g
昆布・・・適量
A【酒 大さじ1、みりん 小さじ2、しょう油・塩 適量】
「米を食べると太る」と言われた時代もありましたが、何を食べても、食べ過ぎは肥満の原因です。それどころか、米は含まれる脂肪が少ないので、どうしても多くなりがちな脂肪の量を減らすことになります。
また、米のたんぱく質には「必須アミノ酸」がバランスよく含まれています。たんぱく質は、20種類のアミノ酸から構成されており、そのうち人間の体内で作り出すことができない9種類を「必須アミノ酸」と呼びます。この必須アミノ酸の構成バランスが良いと、体内で有効に利用され、体の働きを正常に保ちます。
お米のおいしい季節になりました。ご飯を食べて、健康な毎日を過ごしましょう。くれぐれも食べすぎには気をつけてくださいね!
1.米をとぐ。
※ボウルに米と水(分量外)を入れ、優しく米を押しながら手早くかき回し、水を捨てる。
これを2~3回繰り返す。
2.1を土鍋に入れ、水と昆布を加える。
※米にたっぷりと水を吸収させるため、夏は30分、冬は1時間程度、浸しておく。
※調味料が加わると米が十分に水を吸収できなくなり、ふっくらと炊き上がらないので、調味料は米を炊く直前に加える。
3.れんこんの皮をむき、薄いいちょう切りにする。
4.2にAを加えて軽く混ぜ、味を調えたら、3を米の上に乗せる。
5.4を中火~弱火で10分程度加熱し、沸騰したら火を弱め、さらに15分程度加熱する。火を止めて、15分程度蒸らせば出来上がり。
2)油揚げご飯
油揚げは湯通しし、1cm角に切り、えのきは一口大に切る。鍋に油揚げ、えのき、調味料(酒・みりん 各大さじ1、しょう油・砂糖 各適量)、材料が浸る程の水を加え、弱火で加熱する。水気がなくなったら火を止め、炊き立てのご飯に混ぜる。小ネギを盛り付けて出来上がり。
「古賀の米農家が自信を持って提供する“低タンパク米”。水をよく吸収し、炊き上がりはふっくら、モチモチ。冷めてもおいしいと評判です。タンパク含有率を抑えるために農薬・化学肥料を減らし、手間暇かけて栽培されています。古賀のおいしいお米をぜひ、味わってみてください」
古賀の低タンパク米は、コスモス館で販売されています。