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現在、様々な新型コロナウイルス感染症対策が行われていますが、感染症の流行が続く中で災害が起こるという事態にも備えなければなりません。
今だからこそ、災害が起きた際の防災対策や避難行動について見直してみましょう。
避難は必要ですか?
「避難」とは「難」を「避」けることであり、安全な場所にいる人まで避難所等(緊急避難場所や避難所)に行く必要はありません。
※安全と思われた場所であっても少しでも危険を感じたら躊躇なく避難しましょう。
市が指定する避難所では新型コロナウイルス感染症対策を講じていますが、不特定多数の人が避難してくる避難所等では、感染症を拡大させるリスクが高いと考えられます。
以下のフローを参考に避難行動について考え、平時から準備しましょう!
○風水害の時 → 「水害から身を守る 風水害に備える」参考資料2
○地震の時
まずは周囲の状況と避難情報の確認
自宅の損傷状況と周囲の状況を確認してください。ラジオやテレビ・ホームページ等で、避難に関する情報を確認しましょう。津波による被害が想定される地域にお住いの方は、強い揺れや、長い時間ゆっくりとした揺れを感じたときは、高台など安全な場所に避難しましょう。
→ 「古賀市総合防災マップ」p.12,58参照
①自宅の安全が確認できる場合 → 在宅避難
自宅とその周辺の安全が確認出来たら、自宅に留まる「在宅避難」を検討しましょう。在宅で避難生活を送るために、 家具の転倒防止対策 や 食料の備蓄 をしてください。
→ 「古賀市総合防災マップ」p.2~6参照
②自宅が損傷し、住めない場合 → 縁故避難
安全な場所に住んでいて身を寄せられる親戚や知人がいれば、安全な親戚や知人宅への避難「縁故避難」を検討しましょう。避難について親戚や知人に日頃から相談しておきましょう。
③縁故避難が困難な場合 → 緊急避難場所、避難所への避難
最寄りの避難所等に避難しましょう。
→ 「古賀市総合防災マップ」p.17~21参照
市の備蓄物資は数量や種類に限りがあり、避難された方に必要とされるものが十分に行き渡りません。このため、避難される方が必要となるものについて「古賀市総合防災マップ」等を参考にして、3日分を基本に予め用意した非常持出袋などに、新型コロナウイルス感染症等の感染症対策に必要な以下の物品を加えて準備しましょう。
→ 「古賀市総合防災マップ」p.2,6参照
① マスク
② アルコール消毒液
③ ハンドソープ・固形石けん (家族もしくは自分用を持参・避難所では共用しない)
④ 使い捨てのビニール手袋 (ドアノブなど多くの人が触れるものからの接触感染を防ぐため)
⑤ 使い捨てのビニールエプロンまたはゴミ袋 (避難所運営に協力する際などに使用)
⑥ 体温計 (数が不足し、使い回しによる感染が懸念されるため)
⑦ 上履き、スリッパでも可(床からの接触感染防止、滑り止め付き:転倒防止・静音機能)
⑧ ティシュ、ウェットティシュ、ペーパータオル、ポリ袋(通常よりも多めに必要)
⑨ 水 (多めに持参、車などで移動する場合はさらに多めに)
⑩ 携帯トイレ (多めに持参、トイレの我慢はエコノミークラス症候群発症リスクを高めます)
※屋内でも使用できる簡易テントや寝袋などのアウトドアグッズは避難所生活でも役立ちます。
避難所等に車で移動した場合や自宅駐車場などで車中避難をする場合、長時間同じ姿勢をとることで発症リスクが高まるエコノミークラス症候群、エンジンをかけたままにすることで排ガスが車内に流入し発症する一酸化炭素中毒、気温の変化による体調不良、施錠や遮光などの防犯対策等に注意が必要と指摘されています。以下の点に留意しながら準備しましょう。
① 座席を倒す、タオルや服などを詰める、マットを敷くなど車内のフラット化
② エンジンをかけっぱなしにしない
③ ウインドーネットの設置や寝袋、毛布の活用など暑さ・寒さ対策
③ 遮光スクリーン、カーテン、タオルの活用による防犯対策
※古賀市では指定避難所である小学校のグラウンドで車中避難も受け入れます。
災害時の車の使用は、道路の陥没や浸水箇所への侵入による事故や、渋滞による逃げ遅れの恐れがあります。また、災害時は避難者の多くが歩いて避難しており、徒歩避難者や緊急車両の妨げにならないよう注意が必要です。
避難所等への移動に車を使用する場合、災害発生前(台風の接近や大雨が予想されるとき)又は、災害発生後安全に移動できるようになってからの移動を検討しましょう。
道路が浸水したり一部損壊している場合は、他の道を検討するか、徒歩で避難するなど、安全を第一に考えて行動しましょう。
総務課
危機管理係
電話:092-942-1112(直通)
Eメール:kikikanri@city.koga.fukuoka.jp