ひと育つ こが育つ
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人は生活するなかで家族の幸福やより良い暮らしを願い努力し、工夫してきた。その足跡をたどるところに民俗学がある。
今も変わらず残っているもの、今ではもう見ることができないものもある。その身近なことには一生懸命に生きてきた人たちの願いや感謝の心が伝わってくる。
飽食の時代に私たちは大切な何かを忘れていたことを民俗学は教えてくれる。
冬の暖房に欠かせなかった火鉢。
写真は昭和四年に古賀郵便局が電話業務を始めたときの記念の火鉢で当初の加入者は42名だった。
かつて自転車は高級品だった。
現在、バイクにナンバープレートを付けている様に後ろの泥除けに付いていた自転車の鑑札。
写真は江戸時代の後期から庶民に普及した鉄砲風呂。
家庭に風呂が広まる前は各地域に共同風呂があり交代で湯を沸かした。
炭を入れて使ったアイロンでコードが無いので結構便利だった。
現在も形は変わらないが昔の湯湯婆(ゆたんぽ)は陶器製だった。
昔は柱時計のネジまきとランプの掃除は子どもたちの仕事でもあった。
纏(まとい)や半纏(はんてん)に水をかけたり、延焼を防ぐために用いた簡易ポンプ。
竜が水を吐くように見えることが名の由来。
小学校の子どもたちが使っていた鍵盤がついた児童机
昭和30年〜40年代の古賀の小・中学校の子どもたちが被っていた学生帽。
文化課(リーパスプラザこが内)
古賀市立歴史資料館
電話:092-944-6214
〒811-3103 福岡県古賀市中央2-13-1