2019/03/26生涯学習推進課公民館係
【古賀市の成人式は、民法改正後も、これまでどおり20歳で実施します】
2018年6月13日に、成年年齢を20歳から18歳に引き下げること等を内容とする民法の一部を改正する法律が成立し、2022年4月1日に施行されることとなりました。
民法改正後の成人式の対象を18歳とするかどうかについて関心が寄せられていますが、各自治体で判断することとなり、今後成人式を迎える皆様の不安に早めにお応えするためにも、古賀市では昨年から検討を重ねてまいりました。
その結果、主に次の理由により、民法改正後は、「(仮称)20歳のつどい」として、これまでどおり20歳で実施することといたしました。
1、18歳は高校3年生の学年に当たり、多くが年間を通して就職や進学などに向けた準備に多忙な時期を過ごしており、参加しにくいこと
2、家庭においても、進路の時期においては時間的制約や経済的負担があること
3、飲酒や喫煙など、20歳が維持されるものも残ること
(18歳ですべての権利が成人と同等になるわけではない)
4、美容室、貸衣装など関係事業者にとって、年齢の引き下げによるニーズの変化が想定しにくいこと
新成人やご家族をはじめ、地域の皆様にとっても無理なく、有意義な成人式を実施するため、これまでどおり20歳で実施することといたします。
なお、民法改正後、新たに成年として18歳を迎える皆様へのメッセージの発信や必要な情報提供などの方法について、検討を続けてまいります。
平成31年3月26日
古賀市長 田 辺 一 城