5月24日、古賀中学校3年生を対象にシンガーソングライターむたゆうじさんの「さわやかコンサート」が開催されました。
むたゆうじさんは熊本県を中心に活動しているシンガーソングライターで、中学生を対象にしたコンサートをこれまで15年以上続けていらっしゃいます。
今回は、古賀市保護司会として初めての取組で、「子どもたちにあたたかい時間を過ごしてほしい。命のたいせつさを感じてほしい」という思いを、むたさんに伝えて実現しました。
コンサートは、「あなたたちの命は、愛されてスタートしているよ」というメッセージとともに始まり、「もし自分が相手の立場だったらどう感じるか想像してみよう」ということや、「恥ずかしいのはみんな同じ。でも、人は変われる。一歩踏み出してみよう」ということなど、多くのメッセージが歌と共に届けられました。
また、中盤では子どもたちや先生が参加するスタイルの歌もあり、大盛り上がりの場面もあり、むたゆうじさんの伸びやかな歌声と、たくさんのエールにより愛にあふれた時間になりました。
今回のコンサートは、保護司が取り組む「社会を明るくする運動」の一環として開催されました。
「社会を明るくする運動」は保護司をはじめとする更生保護に携わる人々、地域の人々が力を合わせて、犯罪や非行のない安全、安心な明るい社会をめざす全国的な運動で70年以上の歴史があります。
保護司は、犯罪や非行をした人たちが再び罪を犯すことがないように、その立ち直りを地域で支えるボランティアです。生活上の助言や就労の援助、引受人との話し合いなどを行うとともに、犯罪や非行を未然に防ぐための啓発活動も行っています。古賀市では現在14人の保護司が活動しています。
古賀市保護司会は、これからも、身近なところに生きづらさに寄り添い立ち直りを支援する保護司がいるということを広く市民の皆さんに知ってもらうための活動を続けていきます。
保護司の活動についての詳細は法務省のサイトをご参照ください。
https://www.moj.go.jp/hogo1/kouseihogoshinkou/hogo_hogo04-02.html