藍綬褒章受章の表彰状を前に市長と並ぶ上手幸信さん(中央)
古賀市で保護司として23年間活動されている上手幸信(かみてゆきのぶ)さんが、「令和6年春の褒章」で藍綬褒章を受章されました。
上手さんは現在、糟屋保護区保護司会古賀支部の支部長を務めています。
実は古賀支部の保護司の藍綬褒章受章は昨年に引き続き2回目で、同じ支部から連続して受章があるのはとても珍しいことだそう。
それだけ古賀市における保護司としての活動が認められたものだと考えられます。
上手さんは「50代のときに、何か社会の役に立つことができないかという思いから保護司となり、担当一人ひとりに向き合っているうちに気付けば23年もたっていました。いろいろと貴重な経験をさせていただきました。」と感慨深げにお話しされました。
保護司は犯罪や非行をした人たちが再び罪を犯すことがないように、その立ち直りを地域で支える民間のボランティアです。
人と人のつながりが希薄化している現在、地域の中で孤立しないよう対象者と伴走しながら支援していく保護司の存在はより重要なものになってきています。
古賀市では現在14人の保護司が活動しています。
【参考】藍綬褒章(らんじゅほうしょう)
教育、医療、社会福祉、産業振興等の分野で優れた業績を挙げた者又は保護司、民生・児童委員、調停委員等の事務に尽力した方を対象とした褒章です。