ひと育つ こが育つ
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毎日いただくごはん。同じお米でも炊き方次第で、味がずいぶん変わります。
きっちり計量、手早く洗米、しっかり蒸らして、ざっくりとほぐす。毎日のことなので慣れてしまえば、簡単に美味しいご飯がいただけます。
工程 | 作業 |
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計量 | お米の計量は正確に! お米は計量カップですり切りで正確に量りましょう。 水加減はお米に対して1.2倍が基本です。 |
洗米 | とにかく手早く!
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浸漬 | 浸漬はじっくり1時間! 水温により異なりますが、夏は30分以上、冬は60分以上水に浸してから炊飯します。(浸漬し始めて1時間程度で含水率が30%になり、それ以上は吸水しません。しっかり浸漬して炊いたご飯は冷めても柔らかいごはんになります。) |
加熱 | ◎炊飯器 炊飯器の釜底がぬれていたり汚れていると、熱伝導が悪くなり、炊飯トラブルになりやすいので、注意しましょう。また、菌の繁殖などの原因にもなるので、炊飯器・炊飯釜は、清潔に保ちましょう。 ◎土鍋 最初は強火で炊き始め、沸騰して湯気が出てきたら弱火にして10分(普通の鍋では15分)炊きます。 |
蒸らし | 炊き上がった米の中心まで水分を含ませ、ごはん粒の水分を均等にし、全体の炊きムラを解消するため、炊飯直後の温度から穏やかに温度を下げることを蒸らしといい、この蒸らしがごはんの美味しさを左右します。 蒸らしすぎると蓋に着いた水滴が落ちて、べチャッとしたごはんになってしまいます。 ◎土鍋・鍋で炊く場合 火を止めた後、15~20分蒸らします。 |
ほぐし | しゃり切りは、ざっくり手早く! 蒸らし直後なるべく早くほぐすことで、米粒表面の余分な水分を飛ばし、弾力のある歯ごたえができます。 炊き上がったごはんに十文字にしゃもじを入れ、内釜の壁に沿うように釜底からざっくりと混ぜる。(ごはんを練ったり、潰したりしないように、しゃもじで切るようにざっくり混ぜます。) |