ひと育つ こが育つ
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出汁の種類 | 選び方 | 水1Lに対する分量 | 用途 |
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カツオだし汁 |
色のさえたもので香りの良い削りたてのもの。 | かつお節(削り節)10~20g | お吸い物・茶碗蒸しうどん汁など |
昆布だし汁 |
色が黒く、つやがあり、肉厚のものを選ぶ。 | 昆布10cm角1枚 | すし飯・薄味の煮物など |
煮干しだし汁 |
背が青く、腹の色が銀色でよく乾燥して形が崩れていないもの。 | いりこ(煮干し)30~40g | 味噌汁・煮物・炊き込みご飯など |
◎「かつお節・混合削り節」「枯れ節」で、おいしいだしの取り方が違います。
袋表記をよく確かめましょう。
準備
ぬれ布巾などで、昆布の表面の汚れをよく取る。
方法1.水に昆布を入れて30~60分浸出する(加熱しない)。
方法2.急ぐときは、80℃になったら昆布を入れて沸騰まで3分加熱して取り出す。
方法3.鍋に水・昆布を入れ、中火よりやや弱い火にかけ、沸騰直前に取り出す。
沸騰させるとぬめりが出て、濁る。
方法1.水に入れて30分してから火にかけ、沸騰直前に火を弱め1分加熱。
方法2.水に入れて火にかけ、沸騰したら2~3分煮て火からおろす。
煮立てるとだしが濁り、臭みが出る。
方法1、2それぞれ、火を止め煮干しが自然に鍋底に沈んだら、布巾で濾す。
煮干しは常温の水で出した方が、いやみのない品の良いだし汁になる。
細かく砕いたほうが、味もより出やすくなる。